ブログタイトルを“エンタメミュージアム えんみゅ~”から“発光本棚”に変更しました。
ここ最近はブログの内容をブックレビュー中心に切り替えていたので、本をイメージできるタイトルに変更しようと思いつつ、中々ピンと来るタイトルが思い浮かばず先延ばししていたのがようやく決まりました。
タイトルはNHKの『地球ドラマチック』という番組で見た、ホタルや深海魚といった発光生物(体内で化学反応を起こし自ら光る能力を持った生き物)の神秘的な美しさと摩訶不思議な生態に感銘を受けた体験からです。
光が届かない深海で暮らす発光生物たちは、外敵から身を守り生き残るため発光器という器官を持ち、それが光ることで外敵の接近を知らせる警報装置になったり、光を発することでまぶしさで外敵を攪乱したり、時には自ら光ることで獲物をおびき寄せる罠に利用したりと、発光が生存の鍵になっているという話がブログコンセプトのヒントになりました。
本を読むことで知識を吸収し、得た知識と自身の経験や感性とが化学反応を起こし発光することで未来を照らす光となるというコンセプトが一つ。もう一つは、本は現代社会の闇を照らす光で、本が光ることで外敵(社会問題)の存在に気付けるという、本を警報装置として機能させるという点が一つ。
一冊一冊の本が光ることで、単体では乏しい光量でも束 ねれば眩 しい光の燈火 となり、その輝きは闇を斬り裂き未来を開くという想いを込めました。読書は、一人一人が深海生物のように自身の生存に適した発光器を備える手助けになると信じています。
まぁ、意味は炭坑のカナリアと大して変わりませんけどね。ちなみにブログカラーも深海をイメージして青に統一しました
最後に
番組を見ていて「発光だ、これしかない!!」と頭の中でもやもやしていた読書ブログのコンセプトが即決したので、何回か変更してきたタイトルの中では最も気に入ったものになりました。
ブログとは関係ないですがNHKの教養番組の質の高さには感心させられますね。海外から買い付ける番組も自らが製作する番組も教養ある上にセンスの良い人が関わっているのが一目で分かります