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【ゲーパス】3ヶ月で100円キャンペーン! Xbox Game Pass(ゲームパス)とゲームサブスクの未来

はじめに

 
2022年6月1日からマイクロソフトがゲームのサブスクサービスであるXbox Game Pass(UltimateとPC Game pass)を最初に利用する場合、本来100円で1ヶ月のところ3ヶ月に期間を延長しており、これはお得と初めてXbox Game Pass(以下、ゲーパス)に加入しました。
 
Xbox oneもXbox series X/Sも持っていないため、PC向け(Ultimate、PC版)のゲーパスとなります。そのためコンソール版とは若干違いがあります
 
ゲームのサブスクサービスは約1年ほど前にPS Nowを1ヶ月利用した程度しか経験がありませんが、正直ゲーパスもゲーム数が圧倒的という以外さほど印象は変わりません。
 
この記事では、ゲーパスを利用して思ったことやゲームのサブスクサービスの展望についてあれこれ書きたいと思います。
 

圧倒的なタイトル数に感動!?

 
まずゲーパスに加入して最初に驚いたのがプレイできるゲームタイトルの圧倒的な数でした。
 
軽く主要なゲームを挙げるだけで、
 
洋ゲー
 
『Halo 1・2(リメイク版)、3・3 ODST、4、リーチ、インフィニット』
『ギアーズ・オブ・ウォー 4、ギアーズ 5』
『フォルツァ ホライゾン 4・5』
『マイクロソフト フライトシミュレーター』
『スナイパーエリート 5』
『DOOM エターナル』
『ハデス』
『マインクラフト』
『フォールアウト 76』
『エイジ・オブ・エンパイア 1・2・3・4』
『スターウォーズ ジェダイ:フォールンオーダー』(EAのオリジンのほうでプレイ可能)
 
国産ゲー
 
『龍が如く 3・4・5(リマスター版)、6、7(インターナショナル)』
『オクトパストラベラー』
『ドラゴンクエスト 11s』
『ドラゴンクエスト ビルダーズ 2』
『スカーレットネクサス』
 
※2022年6月現在
 
などなど、到底3ヶ月かけてもクリアすることなど不可能なほどの量が用意されています。
 

『エイジ・オブ・エンパイア』の1作だけで軽く1ヶ月は遊べます

 
これはリニューアルされる前のPS Nowに抱いた、古くさいゲームを大量に並べて数を水増ししているという印象とは別物でした。
 
どれもこれも2022年6月現在にプレイしても何ら問題ない新しめの大作クラスがズラリと並び、到底1年かけてもプレイし尽くすのが不可能で、たとえ標準の1100円だったとしても1作クリアするだけで元が取れるほどのお得感があります。
 
なので、リニューアル前のPS Nowに比べ単純な豪華さで言えばゲーパスのほうが遙かに上でした。
 

ちなみに、ゲーパスで初めてプレイしたゲームの中でダントツに面白かったのは『DOOM エターナル』です。気付いたら半日が経過していたほど中毒性が他のゲームとは別次元でした

ゲーパスの弱点

 
ゲーパスのラインアップで、個人的に物足りないと感じたのがオープンワールドゲームが極端に少ないことです。
 
『フォルツァ ホライゾン』シリーズなどレーシング系の良質なオープンワールドはそこそこ充実していますが、アクションやRPGになると数えるほどしかありません(『龍が如く』シリーズがあるため日本のユーザー的にはまだマシですが)。
 
マイクロソフトがベセスダを買収したわりにPC版のゲーパスでは『スカイリム』や『フォールアウト4』がプレイできないため、PC版だと余計物足りなく感じます(コンソール版ではプレイ可能らしいです)。
 
ぽつぽつとサード製のオープンワールドゲームもありますが、どうしても超大作に比べると見劣りするタイトルが多くこれといって惹かれません。この点に関しては、どんなタイトルがプレイ可能か、加入する時期により満足度が大きく変わると思います。
 
ここは、マイクロソフトのファースト製タイトルに本格的なオープンワールドタイプのゲームがほぼ皆無なことの弱点が明確に出ているといった感じです。
 
SONYは逆に『ホライゾン』シリーズや『デイズゴーン』、『ゴースト・オブ・ツシマ』、『スパイダーマン』、『デス・ストランディング』、『グラビティデイズ』など、強力なオープンワールドタイトルがズラりとあり、主にオープンワールドゲームがプレイしたいのであればゲーパスはイマイチな印象を受けると思います。
 

ここまでオープンワールドゲームがスカスカだと、ベセスダを買収した理由の一つは目玉になるオープンワールドタイトルを拡充させる意図があったのかと邪推してしまいます

ゲーパス含めゲームのサブスクサービスの未来について

 
最後はゲームのサブスクサービスが今後どのようになっていくのか予想を語りたいと思います。
 
これは新しいPSプラスもゲーパスも含め、あらゆるゲームのサブスクサービスに共通する問題ですが、まず強力な独占コンテンツがないため、入る理由が弱いということ。
 
例えば、映像系のサブスクならディズニープラスのように、『スターウォーズ』シリーズの新作(『マンダロリアン』など)や『アベンジャーズ』シリーズの新作(『ワンダヴィジョン』など)、Netflixなら『ストレンジャーシングス』シリーズやドラマ版『ウィッチャー』シリーズといった、このサービスに加入しないとそもそも見ることができない強力な独占コンテンツが無数にありますが、ゲームにはこれがありません
 
そもそもSONYや任天堂、マイクロソフトのゲーム機自体が独占コンテンツをプレイするためのチケット(先行投資)なので、さらにサブスクでしかプレイできないコンテンツがあると、ハード購入とサブスクサービス加入で課金が二重になるだけで意味がありません。
 
多分ここら辺を踏まえて今後はハードを購入するという手間を省いて、スマホやタブレット、PCとあらゆるスマートデバイス向けにサブスクゲームサービスを展開し、サブスクに独占コンテンツを用意することでユーザーを囲う戦略に移行すると思われ、だから各社ともに自社製のコンテンツを充実させるためにゲーム会社を必死に買収していると考えると最近連続する買収話に合点がいきます。
 

ディズニーがピクサーやルーカス・フィルム(『スターウォーズ』)、マーベル(『アベンジャーズ』)を買収し、自社ブランドとして囲っていった歴史の繰り返しですね。SONYもマイクロソフトもゲーム界のディズニーを目指しているように見えます

 
そのため、そもそも今はゲームサブスクサービスは新時代への過渡期に過ぎないと思います。
 
なので、現状やることと言えば大量のゲームを片っ端からプレイしまくって、普段なら手を出さないような未知のゲームやジャンルと出会うという程度のあらゆるサブスクに共通する面白味しかありません。
 
本領が発揮されるのはハードという垣根が取っ払われて、あらゆるスマートデバイス上でサブスクサービスが展開され、ユーザーを囲うための強力な独自コンテンツが充実し、そのサービスに加入していないと味わえない体験が誕生してからだと思います。
 

それはゲーム専用ハードが終焉を迎えるという意味でもありますけどね

最後に

 
ゲーパスに加入してその圧倒的なゲーム数に感動したものの、やはり物量で釣っているだけで独自性は弱く決定的な何かに欠けるという、PS Nowと同じ物足りなさでした。
 
PS5のデジタルエディションやXbox series Sのような物理ドライブを搭載していない安価なデバイスのほうがむしろ企業側としては未来を見据えたモデルで、まだまだ現状は未来の本格的なサービス展開に向けての仕込み段階といった感じです。
 
 

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