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【ビジネス書】高いモチベーションを維持する秘訣!? |『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』| 苫米地英人 | 感想 レビュー 書評

本の情報
著者 苫米地英人
出版日 2012年6月22日

本の概要

 
この本は、認知科学によって日々の生活習慣を改善し、モチベーションパフォーマンス向上させるという主旨のビジネス書(自己啓発書)です。
 
エフィカシー(自己評価)やらコンフォート・ゾーン(快適な空間)やらスコトーマ(心理的盲点)やら、やたらカタカナ語が頻出しますが、言っていることは、人生で達成すべき高いゴール(目的)を設定し、それを達成するためあらゆるネガティブな思い込み(頭のゴミ)を破棄し、生活習慣を改善しようというシンプルな内容となっています。
 
一冊の本として深みがあるワケではありませんが、日々漠然と「自分はどう生きればいいのか」「何をすればいいのか」という悩みを抱えている場合はこの本に書かれている言葉が背中を押してくれます。
 

ただ、この作者のwikipediaのページは信者が書いたような内容でうさん臭いです

目先の悩みよりゴール(目的)が大切!!

 
この本は、Kindle Unlimitedで無料だからという単純な理由で読み始めました。しかし、読んでいると自分が今抱えている悩みに対してズバズバと的確なアドバイスが続き、いくつかの悩みは開始数十ページであっという間に解決してしまいました。
 
まさか何年も苦しみ続けていた頑固な悩みが無料で読んでいる本の冒頭数十ページであっさり解決するなど夢にも思わず呆気に取られました。
 
特にモチベーションが上がらないという問題に対して、この本はそもそもゴールの設定が間違っているから悩むだけ人生のゴール設定を的確に決めている場合そもそも人間は悩まないというアドバイスがされ、これは本当にその通りだと納得します。
 
自分の場合、本を読もうとすると「この本を読んで本当に意味があるのか?」と悩み出し、数十分、長いと数時間も目の前の本を読もうかどうか悩み続けることがザラにあります。それもこの本を読むとゴール設定が間違っているからそのような無駄な葛藤が生まれるのだとすんなり理解できました。
 
昔は退屈なゲームをムリヤリ耐えてクリアするまで数十時間プレイし続けるとか、最初の一話でつまらないと感じたTVアニメを気合いで最終話まで見続けるなど、死ぬほど無駄なこともしていました。
 
なぜ人間はそのような無意味な行動をしてしまうのかという理由もこの本に書かれているコンフォート・ゾーン(本来の意味はストレスのない快適な空間の意味、この本では無意識の生活習慣のような使われ方)が狂っているからだと分かります。
 
これまでは、狂ったゴール(目的)を設定し、狂ったコンフォート・ゾーン(無意識の生活習慣)で日々を過ごしていたため、「これをガマンしなくてはいけない!?」という狂った思い込み(頭のゴミ)が生じ、それが目に見えないところでモチベーションやパフォーマンスを低下させていたのだと、問題の根っ子まで遡ると自分の行動が客観視できます。
 
大事なのは的確なゴール(目的)の設定であり、そのゴールを達成するための適切な生活習慣の構築であり、この点を間違えてしまうと日々の生活全てがどこを目指し何をしていいのか分からないという悩みだらけの日々になってしまうという指摘は自分の胸にグサリと突き刺さりました。
 

最後に

 
そもそもゴールに向かって日々前進しているなら毎日のあらゆる行動に価値があり、悩みなどあるはずがないという当たり前のことに気付けたことは幸運でした。
 
大事なのは土台であり、目先の悩みとは結局のところ土台がグラついているから生じるだけの些末な問題でしかなく、そこに囚われていると悩みの原因までいつまでたっても辿り着けないという大切なことを学べる一冊です。
 
 

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