えんみゅ~ -えんためみゅーじあむ-

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小島監督と富野監督とアオイホノオ的な何かと&買い物記録 file.009

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 X-MENシリーズ自体にはそれほど興味がないものの、週刊文春のシネマ特別号をメタルギアシリーズなどでお馴染みのゲームデザイナーである小島監督のインタビュー記事を目当てに買ったら、なんと一作目のX-MEN公開時に来日した際のブライアン・シンガー監督とガンダムの生みの親である富野由悠季監督の対談が再掲載されており、そちらのほうにむしろ目が奪われました。
 
 

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奇妙なことこの上ないブライアン・シンガー監督と富野監督が共に収まっている絵面
  小島監督のインタビュー記事のすぐ傍に富野監督の記事が配置されているせいで、そういえば自分の知る範囲では小島監督がガンダムの話をしているのを聞いた覚えがないなという疑問が生じました。
 
 昔、コナミ在籍時に収録していたヒデラジというポッドキャストでロボットアクションゲームであるZ.O.E.シリーズの続編をもし作るなら、富野監督の聖戦士ダンバインのようなファンタジーテイストの異世界で、ロボットを操作して巨大生物と戦うようなゲームが面白いんじゃないかというようなことを語っていたので、小島監督が富野作品を知っているのは確実なものの、ガンダムについて具体的に聞いた覚えがありません。
 
 
ファンタジー異世界を舞台にロボットで巨大生物と戦うアニメ

 
 
 富野監督は映画の2001年宇宙の旅に影響を受けてイデオンを作るとか、2001年のスターチャイルドの影響でやたら自作に赤ん坊を出すなど、割とSFの好みが小島監督に似ている上に、そもそもこの世代のクリエーターでSFアニメの表現レベルを数段階引き上げた怪物中の怪物である富野演出の洗礼を受けていないということは考えられないしと、考えれば考えるほど小島監督が富野監督について語らないのは妙だなという気がしてなりません。
 
 SFアニメブームの火付け役の宇宙戦艦ヤマトが大好きという話は頻繁に聞き、少し前にニコ生でアニメ制作会社ガイナックスの元社長であった岡田斗司夫さんがガイナックスファンだった小島監督から初代のメタルギアソリッドを発売当時にプレゼントされプレイしたという話をされている(そもそも、岡田さんのようなSFマニアなら小島監督作品ではメタルギアよりもSF濃度が濃いポリスノーツのほうが合いそう)など、オネアミスやトップをねらえ!などのガイナックス作品への想いは言動の端々から伝わってくるのに、その中間の富野作品だけスッポリ抜け落ちているような違和感が少々気になります。
 
 小島監督の息子さんはシュタインズゲートが大好きで、シュタインズゲートなど科学アドベンチャーシリーズの製作に携わる志倉千代丸さんはそもそも小島監督が手がけたアドベンチャーゲームであるスナッチャーに影響を受けているなど、映画・アニメ・ドラマ・漫画・小説・ゲームと、あらゆる表現媒体が横断して影響を与えあい形成される複雑な相関図の中で、小島監督と富野監督との間にも線が引かれているはずなのにそれが見当たらないということが妙に引っかかりました。
 
 
週刊文春シネマ特別号「X-MEN」シリーズ 最強ガイドブック (文春MOOK)