えんみゅ~ -えんためみゅーじあむ-

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えんみゅ~

おもしろい!! おすすめ映画 【13作品】 更新日2019年10月20日 <随時更新>

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 レビュー済みの映画の中でおすすめ作品をまとめました。今後も随時更新。
 
 点数はただの目安でしかなく、無いよりはあったほうが分かりやすいだろうという程度の理由で付けているため、それほど厳密な意味はありません(その時々の気分でなんとなく付けることが多い)。
 
 好きな映画監督はアンドレイ・タルコフスキー、アルフレッド・ヒッチコック、アレハンドロ・ゴンサレス・イリャニトゥ、ポール・トーマス・アンダーソン、リドリー・スコット、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、デヴィッド・スレイド、J・J・エイブラムス、黒沢清など。
 
 好きなジャンルはダントツでサスペンス映画です。
 

 

あいうえお順

 

アナイアレイション 全滅領域 評価:120/100

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 宇宙から飛来した隕石によって生じた世界を飲み込もうとする人智の及ばぬ光、シマー。シマーに覆われ隔離されたエリアXに挑む調査隊は驚愕の光景を目撃する。
 
 未知の世界であるシマー内部の光景を下品にならないグロテスクな造形美、アレックス・ガーランド監督お得意の神経質なまでの照明へのこだわり、そしてバーニー・ピリングの素晴らし過ぎる編集のテンポで見せ切った大傑作。
 
 目に映る全てのものが琴線を優しく撫でる、官能的なまでの映像美を堪能できます!

 

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX(メガマックス) 評価:85/100

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 坂本浩一監督のけれん味全開のアクションセンスが炸裂しまくる、仮面ライダー映画どころか、普通にアクション映画としてもキレ味鋭い傑作
 
 冒頭の仮面ライダー1号・2号のアクション、終盤の昭和ライダーの必殺技のつるべ打ちは何度も繰り返し見入ってしまうほど爽快です。
 
 数ある劇場版仮面ライダー作品の中でもストーリーを抜きにしてアクション映画としての完成度という点においてはトップクラス!
 

刑事ジョン・ブック 目撃者 評価:85/100

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 船上での生活を描く『マスターアンドコマンダー』と同様、特殊な価値観を持つ集団や日常から隔離された空間での集団生活を映像で体験させる手腕はピカイチなピーター・ウィアー監督による、一人の刑事とアーミッシュの親子との異文化交流を描いたサスペンス。
 
 サスペンス映画なのに、中盤はサスペンスが迷子になって緊張感がなくなってしまうという問題点はあるものの、確かな手腕を持つ職人監督らしく、映画的な魅力溢れる隙の無い贅沢な傑作に仕上がっています。
 

ザ・レイド GOKUDO 評価:80/100

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 大傑作だったインドネシア産アクション映画『ザ・レイド』の続編。
 
 舞台がほぼ建物内に限定されていた前作と違い、外に飛び出し傍若無人に暴れまわった結果、処理できる限界を超えてしまうほどのアクションシーンの迫力に、途中から畏怖の念すら覚え出しました。
 
 映画としての完成度は落ち着きのあった前作のほうが遥かに高いものの、あまりにも過剰すぎるアクションの大盤振る舞いぶりに戦慄を覚えたのは今作のほうです。

 

スティーブ・ジョブズ (2015) 評価:85/100

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 スティーブ・ジョブズの人生からMacintosh、NeXTcube、iMacという三台のPC発表会直前のみを切り取り、ジョブズのビジョンや人生の葛藤を描くという大胆な構成の伝記映画。
 
 とにもかくにも大胆過ぎる構成がスタリッシュでカッコ良すぎなのと、ジョブズを演じるマイケル・ファスベンダーの気合い入りまくりの演技の魅力に尽きます。

 

トレイン・ミッション 評価:80/100

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 会社をリストラされ金策に困る主人公が、10年乗り続けた通勤電車で帰路につく中、謎の女から10万ドルの報酬の代わりに怪しい依頼を押し付けられるアクションサスペンス映画。
 
 過去作の『フライトゲーム』のシチュエーションの焼き直しをしている印象が強い上に、終盤が蛇足で退屈など、欠点も多く決して手放しで褒められる作品ではありません。
 
 それでも乗客とほぼ顔見知りという10年間乗り続けた通勤電車の中で、普段はその時間にいないはずの乗客を探し出すというアイデアは魅力があります。
 
 サスペンスの名手であるジャウム・コレット=セラ監督作品の中でも、編集と音楽使いだけで映像作品としての格式とサスペンスとしての機能性を両立させてしまう過去・現在・未来様々な時間が混じり合う冒頭シーンが見事で、このシーンの完成度だけで満足でした。

 

ナイトクローラー 評価:90/100

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 脚本家出身であるダン・ギルロイ監督のキレ味鋭いシナリオに、撮影監督であるロバート・エルスウィットの撮影センスがこれでもかと映える大傑作サスペンス。
 
 ロサンゼルスという街が醸し出すサスペンスの匂いを封じ込めたような美しく鋭利で冷たい撮影と、変人主人公を見事に演じ切って見せたジェイク・ギレンホールの怪演、無駄のない引き締まった、それでいてメッセージ性も強い脚本と、サスペンス映画としては文句の付け所のない完成度。
 
 こんな映画に年に一本くらい出会えれば幸せです。

 

ノー・エスケープ 自由への国境 評価:90/100

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 アメリカとメキシコの国境地帯の砂漠を舞台に、メキシコ移民を憎むアメリカ人によりメキシコ人の不法移民者たちが人間狩りのターゲットにされるサスペンス映画。
 
 サスペンス映画としては極限までムダを排しシンプルにまとめ過ぎたせいでやや刺激不足です。
 
 ただ、砂漠や岩山といった一見地味な舞台をうまく映画的に演出しており、映像作品として大変見応えがあります。
 
 メキシコ人の不法移民と、それを敵視するアメリカ人という社会問題を盛り込みつつ、しっかりサスペンス映画としても超一級にまとめあげた傑作!

 

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 評価:85/100

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 マクドナルドの創業者(ファウンダー)であるレイ・クロックが、どのようにマクドナルド兄弟が生み育てたハンバーガー店の権利を奪い、マクドナルドを乗っ取ったのかという、実話を元にした伝記映画。
 
 題材としては攻めているのに、娯楽映画として教科書的とも思えるほどの丁寧かつ堅実な作りで大変見やすい作品です。
 
 実話そのものが持つ面白味や教訓こそを生かすためか、演出が控えめで非常に品が良い作品に仕上がっており、監督のセンスの良さが堪能できます。
 

ボーダーライン ソルジャーズ・デイ 評価:90/100

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 暴力に支配されたメキシコと、アメリカという大国の暗部を描くシリーズ第二弾。
 
 前作は、監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ、脚本テイラー・シェリダン、そして『ノーカントリー』や『トゥルー・グリット』、『007 スカイフォール』など、数多くの傑作映画の撮影監督を務めたロジャー・ディーキンスと、華々しいメンツが集結し非常に完成度が高い一作でした。
 
 しかし、それと比較しても、まったく後れを取らない理想的な続編に仕上がっています。
 
 綺麗にまとまり比較的見やすかった前作に比べ、非常に癖が強くやや取っ付き辛くなったものの、前作ではどうしても表現し切れなかった登場人物たちの人間らしさを掘り下げた結果、シリーズにより奥行きを持たせることに成功し、今作を見た後だと一作目の味わいが遥かに増します。
 
 何よりも、麻薬カルテルに家族を殺害され復讐にのみ生きるベニチオ・デル・トロや、CIAという組織に人生を捧げてきたジョシュ・ブローリンらの、ズシンと腹に響く、壮絶な人生を体現するかのような気迫がこもった表情やセリフの重みが圧巻でした。
 

マンディ 地獄のロード・ウォリアー 評価:90/100

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 カルト集団に愛するマンディを奪われたレッドは、犯人たちにマンディが味わったのと同じ地獄の苦しみを与えるため立ち上がる。
 
 終始、白昼夢のようなサイケな映像と音楽が続くためとても見やすい映画ではありません。しかし、繰り返し視聴するとそのアートに突っ走った作風の虜になってしまうほど魅力的です。
 
 アート映画としての側面と、ニコラス・ケイジ主演作らしいB級ジャンル映画的な面白さが混じり合い、比類無き領域へと到達してしまった大傑作カルトムービー!
 

メキシコ 地獄の抗争 評価:85/100

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 アメリカに出稼ぎに出て、20年ぶりに故郷に帰ってきたベニーは、地元の麻薬カルテルの跡目を巡る争いに巻き込まれ、地獄を見ることとなる。
 
 メキシコの麻薬カルテルの内部抗争をコメディタッチで描くという異様な作風でそのデタラメさに心底驚かされるバイオレンスコメディ。
 
 情け容赦のない暴力と死の連鎖に、漫才やコントのようなふざけたやり取りが挟まれ、不謹慎なギャグに笑っていいのかどうかすら真剣に悩まされる、色々な意味で考えさせられる映画です。
 
 一見ふざけた映画に見えつつ、メキシコの現状を憂う誠実なメッセージも込められており、作り手の圧倒的なバランス感覚とセンスが成立させた文句なしの傑作!
 

ローマンという名の男 信念の行方 評価:80/100

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 監督・脚本ダン・ギルロイ、撮影監督ロバート・エルスウィットというナイトクローラーコンビによる映画二作目。
 
 脚本の不出来さ相まっていまいちコンセプトの魅力を引き出せておらず、一本の映画としては不満が多く残ります。
 
 しかし、デンゼル・ワシントンの演技により命を吹き込まれたローマン・J・イズラエル ESQ.という主人公の存在感が素晴らしく魅了されました。
 
 弱者救済のために戦う精神が次の世代へと継承されるというしごく真っ当なテーマを扱った映画なのにもかかわらず、デンゼル・ワシントンの好演(怪演?)のおかげで凡庸な作品に落ち着くのを避け、好感触の映画に仕上がっています。