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百鬼夜行シリーズ

【伝奇小説】宴の仕上げは伊豆の百鬼夜行(妖怪行列)|『塗仏の宴 宴の始末 百鬼夜行シリーズ #6(後編)』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 京極夏彦 出版日 1998年9月20日 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約1088ページ 小説の概要 騙す側と騙される側、本末が転倒し続ける奇っ怪な宴の終焉 いくらなんでもトリックが雑すぎるという不満 最後に 百鬼夜行シリーズ 京極夏彦作品 /…

【伝奇小説】小説2、3冊分に及ぶ大ボリュームの序章 |『塗仏の宴 宴の支度 百鬼夜行シリーズ #6(前編)』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 京極夏彦 出版日 1998年3月30日 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約994ページ 小説の概要 京極夏彦作品らしいどうかしている序章 シリーズでも最大級の知的興奮が味わえる妖怪の歴史講釈 ……とは言っても、やはり室内での会話が長すぎると…

【伝奇小説】一度始動したら止まらない巧妙なる殺人機構 |『絡新婦(じょろうぐも)の理 百鬼夜行シリーズ #5』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 京極夏彦 出版日 1996年11月 評価 90/100 オススメ度 ☆ ページ数 約1408ページ 小説の概要 手駒が自発的に動くように仕向ける洗脳、真実の中に混ぜられる毒の如き僅かな嘘……全てが犯人不在で稼働するよう装置化された自律犯罪機関 シンメトリ…

【伝奇小説】禅問答のようなミステリー |『鉄鼠(てっそ)の檻 百鬼夜行シリーズ #4』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 京極夏彦 出版日 1996年1月 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約1376ページ 小説の概要 世俗から隔絶された禅寺で起こる僧侶連続殺人事件 『姑獲鳥の夏』のハイセンスなアレンジ版 またしても繰り返される苦痛極まりない会話劇 最後に 百鬼…

【伝奇小説】幾人もの記憶が生み出す複雑怪奇な模様 |『狂骨の夢』百鬼夜行シリーズ #3 | 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 京極夏彦 出版日 1995年5月8日 評価 90/100 オススメ度 ☆ ページ数 約984ページ 小説の概要 髑髏や夢にまつわる怪奇譚、国譲りの神話、密教の怪しい儀式、フロイトとユングの精神分析が交差する壮大な伝奇ミステリー 常に眠気との戦いを強いら…

【伝奇小説】匣、箱、筥の[はこ]尽くし奇譚 |『魍魎の匣』 百鬼夜行シリーズ #2 | 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 京極夏彦 出版日 1995年1月 評価 100/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約1060ページ 小説の概要 匣が匣を呼ぶ匣、匣、匣の匣物語 デザイナー京極夏彦のデザイン小説 魍魎の如き一筋縄ではいかない事件関係者たち どうしても気になる違和感 最後に…

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