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小説

【伝奇小説】伝奇小説から喜劇への変貌 |『陰陽師 鬼一法眼 -朝幕攻防篇- #2』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

評価:75/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2000年12月1日 小説の概要 説明、説明、説明……いつまでも終わらない説明 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 藤木稟作品 小説の概要 この作品は鎌倉時代の初期、陰陽師である四代目鬼一法眼(きいちほうげん)(作中で…

【伝奇小説】怨霊 牛若丸の鎌倉幕府転覆プロジェクト |『陰陽師 鬼一法眼 -義経怨霊篇- #1』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2000年1月 小説の概要 人間の業を喰らう怨霊たちの宴 腐りゆく鎌倉や陰陽師を支えるディテールの力 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 藤木稟作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> この作品は、鎌倉時代の初…

【歴史小説】戦国・オブ・デューティ |『雷神の筒』| 山本兼一 | 書評 レビュー 感想

評価:85/100 作品情報 著者 山本兼一 出版日 2006年11月24日 小説の概要 戦国の鉄砲ビジネスの裏側 相変わらず記号的な登場人物たち 最後に 山本兼一作品一覧 小説の概要 この作品は、織田家の家臣であり、若き日の織田信長の鉄砲指南役を務めていた橋本一巴…

【歴史小説】信長の鷹匠 |『戦国秘録 白鷹(はくよう)伝』| 山本兼一 | 書評 レビュー 感想

評価:90/100 作品情報 著者 山本兼一 出版日 2002年4月1日 小説の概要 脅威のデビュー作 貴族の遊びの裏から覗く戦国 ぶつ切りの設定、ぶつ切りのストーリー 最後に 山本兼一作品一覧 小説の概要 この作品は、織田信長や豊臣秀吉に鷹匠(たかじょう)として…

【歴史小説】美が生まれ死ぬ物語 |『利休にたずねよ』| 山本兼一 | 書評 レビュー 感想

映画版 予告 評価:90/100 作品情報 著者 山本兼一 出版日 2008年10月24日 小説の概要 利休の人生を逆さに辿る、美の起源探しの物語 ふんわり柔らかふわふわ文体 原作小説と映画版との比較 最後に 山本兼一作品一覧 小説の概要 この作品は、戦国時代の茶人で…

【小説】新たなる種の胎動 |『イツロベ』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

評価:85/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 1999年7月1日 小説の概要 ホラーでもありSFでもある、何でもアリな三部作の序章 『アークトゥールス』の誤解 最後に 続編 藤木稟作品 小説の概要 この作品は、アフリカへの医療ボランティアに志願した産婦人科医の…

【SF小説】果たして物語は終わったのか始まったのか |『アークトゥールス -全ての物語の完結と始まり-』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

評価:90/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2009年6月19日 小説の概要 星(アークトゥルス)に願いを託す、衝撃のラスト 歯車と化したキャラクターたち 読む順番に注意!! 最後に 前編 藤木稟作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> この小説は『イツロ…

【SF小説】円環の虚無と無秩序の快楽 |『テンダーワールド』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

評価:95/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2001年6月1日 小説の概要 サイバーパンクと伝奇と神話とミステリーとBLと… 作者と小説のフラクタルな関係性 新しいと古いが混在 最後に シリーズ 藤木稟作品 小説の概要 この作品は、近未来のラスベガスに作られた…

【サスペンス小説】記憶を巡る群像劇 |『海鳥の眠るホテル』| 乾緑郎 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 乾緑郎 出版日 2012年9月 小説の概要 記憶の作家、乾禄郎の本領 生きた人物、生きた物語 グランドホテル形式だからホテル? 最後に 乾緑郎作品一覧 小説の概要 この小説は、美術モデルの仕事をする写真家志望の女と、妻がアルツハ…

【サスペンス小説】記憶の町に住む少女 |『ツキノネ』| 乾緑郎 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 乾緑郎 出版日 2019年7月11日 小説の概要 サスペンス小説としてスタートは満点 徐々に設定のメッキが剥がれ出す中盤以降 最後に 乾緑郎作品一覧 小説の概要 この小説は、ダムの底に沈んだ町、“小楷(こかい)町”に存在した、未来…

【サスペンス小説】映画『リアル』の原作小説 |『完全なる首長竜の日』| 乾緑郎 | 書評 レビュー 感想

映画版トレーラー 評価:80/100 作品情報 著者 乾緑郎 出版日 2011年1月8日 小説の概要 リアルな夢か、夢のようなリアルか ルネ・マグリット『光の帝国』 原作小説と映画版の違い 最後に 乾緑郎作品一覧 小説の概要 この小説は、センシングという昏睡状態の患…

【SF小説】散る命、記憶する人形 |『機巧のイヴ -帝都浪漫篇- #3』| 乾緑郎 | 書評 レビュー 感想

評価:85/100 作品情報 著者 乾緑郎 出版日 2020年1月27日 小説の概要 続編ゆえの痛み 前作から変わらない問題点 最後に 機巧のイヴシリーズ 乾緑郎作品一覧 小説の概要 この小説は、カラクリで動く機巧人形(オートマタ)の伊武(イヴ)が登場する『機巧のイ…

【SF小説】物語は海を越え新世界大陸へ |『機巧のイヴ -新世界覚醒篇- #2』| 乾緑郎 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 乾緑郎 出版日 2018年5月29日 小説の概要 何もかもバラバラでブレブレな続編 最後に 機巧のイヴシリーズ 乾緑郎作品一覧 小説の概要 この小説は、前作から引き続きカラクリで動く機巧人形(オートマタ)の伊武(イヴ)が登場する…

【小説】江戸情緒溢れるカラクリ奇譚 |『機巧のイヴ』| 乾緑郎 | 書評 レビュー 感想

評価:95/100 作品情報 著者 乾緑郎 出版日 2014年8月22日 小説の概要 カラクリ人形を題材とするカラクリ仕掛けの小説 ごった煮なのに引き締まった文章 最後に 機巧のイヴシリーズ 乾緑郎作品一覧 小説の概要 " data-en-clipboard="true">この作品は、江戸時…

【小説】屍のような人間と人間のような屍 『妖都』 著者:津原泰水 〈書評・レビュー・感想〉

評価:95/100 作品情報 著者 津原泰水 出版日 1997年10月 小説の概要 何かが死に、何かが生まれる瞬間に立ち会う怪奇譚 死者というモチーフで結ばれた作品たち 最後に 小説の概要 この小説は、インディーズバンド“CRISIS”の人気ボーカリストであるチェシャの…

【歴史小説】清冽な雪国に育まれた名将、直江兼続の生涯 |『天地人』| 火坂 雅志 | 書評 レビュー 感想

評価:90/100 作品情報 著者 火坂 雅志 出版日 2006年9月1日 小説の概要 雪化粧が映える越後の冬と、人間離れした謙信に酔う文章 延々と戦国時代の説明が続く退屈な中盤以降 最後に 小説の概要 この作品は、戦国大名である上杉景勝(かげかつ)の懐刀として生…

【歴史小説】堂々の最高傑作!! |『村上海賊の娘 #1~4』| 和田竜 | 書評 レビュー 感想

評価:95/100 作品情報 著者 和田竜 出版日 2013年10月22日 小説の概要 和田竜らしい戦国愛が濃密に詰まった超大作 実質主人公ですらある真鍋海賊の大将 豪快な海戦と、それを支える緻密な構成力 最後に 和田竜作品 小説の概要 この作品は、戦国時代の天正4年…

【歴史・時代小説】神の左腕を巡る戦国悲劇 |『小太郎の左腕』| 和田竜 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 和田竜 出版日 2009年10月28日 小説の概要 戦国の狙撃手を巡る悲劇 物語に束縛されるだけの小太郎 最後に 和田竜作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> この作品は、戦国時代でも鉄砲が重要視されていなかった時期(1556年…

【歴史小説】笑いと感動の痛快バカ忍術アクションコメディ |『忍びの国』| 和田竜 | 書評 レビュー 感想

評価:85/100 作品情報 著者 和田竜 出版日 2008年5月 小説の概要 作家和田竜の見出した新境地 笑いに走りすぎてしまったがゆえにないがしろにされるもの 最後に 和田竜作品 小説の概要 この作品は、戦国時代、織田信長の次男織田信雄(のぶかつ)が、忍びの…

【歴史小説】父子が憎み殺し合う激烈なる戦国ホームドラマ |『南海の翼 長宗我部元親正伝』| 天野純希 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 天野純希 出版日 2010年11月26日 小説の概要 卑怯と嘘と秘密主義の大きすぎる代償 コンセプトの面白さに対しやや弱めな語り 最後に 天野純希作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> この作品は、戦国時代に土佐のいち国人(…

【歴史小説】村上海賊の戦国組織マネジメント 『秀吉と武吉 -目を上げれば海-』 著者:城山三郎 〈書評・レビュー・感想〉

評価:85/100 作品情報 著者 城山三郎 出版日 1986年 小説の概要 組織を率いる者の重責がこれでもかと詰まった陰鬱な歴史小説 毛利家が分かる丁寧な歴史解説 タイトルと内容の深刻な齟齬 最後に 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard=…

【SF短篇小説】罪がテーマのSF短編集 |『罪人の選択』| 貴志祐介 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 貴志祐介 出版日 2020年3月27日 小説の概要 貴志祐介のSF観が堪能できること請け合い もはや絶望がホラーですらある「夜の記憶」 植民惑星に蔓延する謎の信仰に迫る「呪文」 罪人が選ぶ答えはなぜいつも間違いなのか「罪人の選択…

【歴史小説】負け戦の美学 |『のぼうの城 上・下』| 和田竜 | 書評 レビュー 感想

映画版のトレーラー 評価:85/100 作品情報 著者 和田竜 出版日 2007年11月28日 小説の概要 一騎当千の武将率いる500の兵で2万の軍勢を迎え撃つ血湧き肉躍る忍城攻防戦 映画版との違い 最後に 和田竜作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> " data-en-c…

【歴史小説】織田信長の命である、安土山に築城せよ!! |『火天の城』| 山本兼一 | 書評 レビュー 感想

映画版のPV 評価:90/100 作品情報 著者 山本兼一 出版日 2004年6月14日 小説の概要 お城作りもりっぱな戦!! 思っていたよりも盛り上がらないストーリー 最後に 山本兼一作品一覧 小説の概要 この作品は、戦国大名である織田信長の居城、安土城の普請(ふしん…

【SF小説】想像力の限界を突き破った超傑作SF叙事詩 |『百億の昼と千億の夜』| 光瀬龍 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 光瀬龍 出版日 1967年 評価 120/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約463ページ 小説の概要 始まりと終わり、そして永遠の物語 死にゆく世界が託す遺言 1960年代の小説とは思えない奇抜なセンス 原作小説とマンガ版との比較 最後に 小説の概要 この…

【小説】四谷怪談を文学として再創造した傑作 |『嗤う伊右衛門(いえもん)』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

評価:90/100 作品情報 著者 京極夏彦 出版日 1997年6月1日 短評 この世の何も愛せない男と、愛が深い故に身を滅ぼす者たちの織り成す悲劇 原作があるゆえに強烈に滲み出る京極夏彦らしさ 最後に 京極夏彦作品 短評 この作品は、歌舞伎や落語、演劇や映画など…

【SF小説】答えのない人生に迷う者を時に厳しく時に優しく見守る作家、冲方丁の本領 |『微睡みのセフィロト』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 冲方丁 出版日 2002年4月 小説の概要 冲方丁の特徴を並べて展示した見本市のようなハードボイルドSF これって短編じゃん…… 最後に 冲方丁作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> この小説は、従来の人類である感覚者(サー…

【ホラー小説】4つの短編から成る岡山の田舎残酷物語 『ぼっけえ、きょうてえ』 著者:岩井志麻子 〈書評・レビュー・感想〉

評価:85/100 作品情報 著者 岩井志麻子 出版日 1999年10月1日 小説の概要 不快度MAX!! 人間の残酷さをこれでもかと暴く4つの短編 生々しい話と相性が悪い怪談的なオチ 最後に 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> この小説…

【歴史小説】詩と歴史書、そして義に生きた黄門様の生涯 |『光圀伝 上・下』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

評価:95/100 作品情報 著者 冲方丁 出版日 2012年8月 小説の概要 日本の歴史書作成に携わった光圀自身の歴史を辿る 優れた詩人である光圀を詩的な文体で表現する心意気 時代小説であると同時にSFでもあるぶっ飛んだオチ 最後に 冲方丁作品 小説の概要 この作…

【歴史小説】超傑作!! 改暦に人生を捧げた囲碁侍の生き様 |『天地明察 上・下』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

評価:100/100 作品情報 著者 冲方丁 出版日 2009年11月30日 小説の概要 守りに入らず新しい事に挑戦し続ける大切さを説く 人より多くの失敗を経験することの意味 最後に 冲方丁作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true">この作品は、江戸前期である徳川幕…

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