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冲方丁

【SF小説】答えのない人生に迷う者を時に厳しく時に優しく見守る作家、冲方丁の本領 |『微睡みのセフィロト』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2002年4月 評価 80/100 オススメ度 ー ページ数 約213ページ 小説の概要 冲方丁の特徴を並べて展示した見本市のようなハードボイルドSF これって短編じゃん…… 最後に 冲方丁作品 // リンク 小説の概要 " data-en-clipboard="tru…

【歴史小説】詩と歴史書、そして義に生きた黄門様の生涯 |『光圀伝 上・下』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2012年8月 評価 95/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約1040ページ 小説の概要 日本の歴史書作成に携わった光圀自身の歴史を辿る 優れた詩人である光圀を詩的な文体で表現する心意気 時代小説であると同時にSFでもあるぶっ飛んだオ…

【歴史小説】超傑作!! 改暦に人生を捧げた囲碁侍の生き様 |『天地明察 上・下』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2009年11月30日 評価 100/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約578ページ 小説の概要 守りに入らず新しい事に挑戦し続ける大切さを説く 人より多くの失敗を経験することの意味 最後に 冲方丁作品 小説の概要 " data-en-clipboard="tr…

【SF小説】イースターズオフィスvsクインテット、死屍累々の激突 |『マルドゥック・アノニマス #3』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2018年3月20日 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約477ページ 小説の概要 イースターズオフィスの全エンハンサーが参加するクインテット狩りの幕開け バロットとウフコック、最良かつ最強のパートナー再び またまた膨大な組織…

【TVアニメ】冲方丁が紡ぐ、対話の可能性に懸ける死の旅路 |『蒼穹のファフナー EXODUS(エグゾダス)(2期)』| レビュー 感想 評価

PV 評価:95/100 作品情報 放送期間 前期:2015年1月~4月後期:2015年10月~12月 話数 前期:13話 後期:13話全26話 アニメ制作会社 XEBECzwei 3DCG制作 オレンジ アニメの概要 冲方丁の作家性が存分に発揮される傑作ロボットアニメシリーズ 冲方マジックで徐々…

【SF小説】マルドゥック・シティをかき回す地殻変動の予兆 |『マルドゥック・アノニマス #2』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2016年9月21日 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約333ページ 小説の概要 『スクランブル』のカジノ、『ヴェロシティ』の抗争に匹敵する犯罪組織へ潜入を試みるスリル 『アノニマス』というシリーズの方向性を決定づける、ハ…

【SF小説】新生09チームが謎の殺人ゲームの黒幕を追う新シリーズ第1巻 |『マルドゥック・アノニマス #1』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2016年3月24日 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約400ページ 小説の概要 ヴェロシティに似た作風同様にボイルド化していくウフコック どこの誰か分からないエンハンサーの能力説明を延々聞かされ続けるやや退屈なアクション …

【SF短篇小説】マルドゥックシティ犯罪レポートな短編集 |『マルドゥック・フラグメンツ』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2011年5月10日 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約352ページ 小説の概要 マルドゥック・シリーズを整理し、補足し、予告する短編集 ひたすら繰り返されるワンパターン展開 最後に マルドゥックシリーズ 冲方丁作品 小説の概…

【SF小説】傑作前日譚、堂々の完結 |『マルドゥック・ヴェロシティ #3 最終巻』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2006年11月22日新装版:2012年8月23日 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約358ページ 小説の概要 ボイルドの不器用さを際立たせる文体のマジック ヴェロシティという一つの完成された物語 若干、辻褄合わせに走りすぎな終盤 …

【SF小説】忍法合戦ならぬサイボーグ合戦の開幕 |『マルドゥック・ヴェロシティ #2』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

まだまだ序章に過ぎなかった1巻とは打って変わり、マルドゥック・スクランブル09チームと傭兵集団カトル・カールによるサイボーグ同士の激しい殺し合いが幕を開け、刺激が大幅に増した。 山田風太郎の忍法帖のような肉体を強化されたサイボーグ同士の小気味…

【SF小説】マルドゥック・スクランブル09の成立直後に立ち会う前日譚 |『マルドゥック・ヴェロシティ #1』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2006年11月8日新装版:2012年8月23日 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約341ページ 小説の概要 ボイルドを体感するサイバーパンク文体 ボイルドとウフコックの蜜月時代が逆に哀愁を誘う前日譚 最後に マルドゥックシリーズ 冲…

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