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ミステリー小説

【サスペンス小説】斬新!? 間取り図サスペンス |『変な家』| 雨穴 | 書評 レビュー 感想 評価

評価:90/100 作品情報 著者 雨穴 出版日 2021年7月20日 小説の概要 家の間取りに事件を仕込む 間取り図から離れるとやや失速する中盤以降 最後に 小説の概要 この作品は、一見普通に見えてどこかがおかしい間取りの家を調べていくと、間取りに隠された驚愕の…

【伝奇小説】宴の仕上げは伊豆の百鬼夜行(妖怪行列)|『塗仏の宴 宴の始末 百鬼夜行シリーズ #6(後編)』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

評価:90/100 作品情報 著者 京極夏彦 発売日 1998年9月20日 小説の概要 騙す側と騙される側、本末が転倒し続ける奇っ怪な宴の終焉 いくらなんでもトリックが雑すぎるという不満 最後に 百鬼夜行シリーズ 京極夏彦作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true"…

【伝奇小説】小説2、3冊分に及ぶ大ボリュームの序章 |『塗仏の宴 宴の支度 百鬼夜行シリーズ #6(前編)』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

評価:90/100 作品情報 著者 京極夏彦 出版日 1998年3月30日 小説の概要 京極夏彦作品らしいどうかしている序章 シリーズでも最大級の知的興奮が味わえる妖怪の歴史講釈 ……とは言っても、やはり室内での会話が長すぎるという問題も 最後に 百鬼夜行シリーズ …

【伝奇小説】人の時代が暮れ行き、妖しい夜に呑まれる帝都東亰 |『東亰異聞(とうけいいぶん)』| 小野不由美| 書評 レビュー 感想 評価

評価:95/100 作品情報 著者 小野不由美 発売日 1994年4月 小説の概要 小野不由美という作家の才能に戦慄する脅威の伝奇ミステリー 文明開花の光すら届かない東亰 衝撃の二重構造ミステリー 最後に 小野不由美作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> こ…

【伝奇小説】一度始動したら止まらない巧妙なる殺人機構 |『絡新婦(じょろうぐも)の理 百鬼夜行シリーズ #5』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

評価:90/100 作品情報 著者 京極夏彦 発売日 1996年11月 小説の概要 手駒が自発的に動くように仕向ける洗脳、真実の中に混ぜられる毒の如き僅かな嘘……全てが犯人不在で稼働するよう装置化された自律犯罪機関 シンメトリックにデザインされた京極夏彦作品らし…

【伝奇小説】幾人もの記憶が複雑怪奇な模様を作る凶夢の巨大マンダラ |『狂骨の夢 百鬼夜行シリーズ #3』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

評価:90/100 作品情報 著者 京極夏彦 発売日 1995年5月8日 小説の概要 髑髏や夢にまつわる怪奇譚、国譲りの神話、密教の怪しい儀式、フロイトとユングの精神分析が交差する壮大な伝奇ミステリー 常に眠気との戦いを強いられる壮大な前置き&説明群 ミステリー…

【伝奇小説】匣、箱、筥の[はこ]尽くし幻想奇譚 |『魍魎の匣 百鬼夜行シリーズ #2』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

評価:100/100 作品情報 著者 京極夏彦 発売日 1995年1月 小説の概要 匣が匣を呼ぶ匣、匣、匣の匣物語 デザイナー京極夏彦のデザイン小説 魍魎の如き一筋縄ではいかない事件関係者たち どうしても気になる違和感 最後に 百鬼夜行シリーズ 京極夏彦作品 " id="…

【小説】戦前・戦中・戦後と繰り返される身投げ事件の怪 |『幽女の如き怨むもの 刀城言耶シリーズ #6』| 三津田信三 | 書評 レビュー 感想

評価:85/100 作品情報 著者 三津田信三 発売日 2012年4月23日 小説の概要 刀城言耶は脇役で主役は遊女という、花魁残酷物語 遊女という題材から導き出される答えはミステリーではなくホラー ミステリーはオマケのようなあっさりさ 最後に 刀城言耶シリーズ …

【小説】雨乞いの儀式に潜む怪異 |『水魑(みづち)の如き沈むもの 刀城言耶シリーズ #5』| 三津田信三 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 三津田信三 発売日 2009年12月10日 小説の概要 神々櫛(かがぐし)村の恐ろしさ再び 雨乞いの儀式に否応なく期待が高まる序盤~中盤 致命的なほど盛り上がらない雨乞いの儀式と怪事件 最後に 刀城言耶シリーズ 三津田信三作品 小…

【ミステリー小説】密室トリックが複雑化しすぎ |『ミステリークロック 防犯探偵・榎本シリーズ #4』| 貴志祐介 | 書評 レビュー 感想

評価:75/100 作品情報 著者 貴志祐介 発売日 2017年10月20日 小説の概要 もはや難解すぎてなんのこっちゃな密室トリック 気圧差を利用した不可能犯罪という斬新なアイデア 最後に 防犯探偵・榎本シリーズ 貴志祐介作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true…

【ミステリー小説】相変わらず密室の中は空っぽな短編集 |『鍵のかかった部屋 防犯探偵・榎本シリーズ #3』| 貴志祐介 | 書評 レビュー 感想

評価:75/100 作品情報 著者 貴志祐介 発売日 2011年7月26日 小説の概要 監視カメラも最新のセキュリティも登場しない、ただドアが開かないというだけの密室 もううんざりな劇団「土性骨」 最後に 防犯探偵・榎本シリーズ 貴志祐介作品 小説の概要 " data-en-…

【短篇ミステリー小説】防犯のプロ設定を活かせない今一つな短編集 |『狐火の家 防犯探偵・榎本シリーズ #2』| 貴志祐介 | 書評 レビュー 感想

評価:75/100 作品情報 著者 貴志祐介 発売日 2008年3月1日 短評 このペラペラのミステリーが『硝子のハンマー』の続編? 貴志祐介作品の中でも最低クラスの笑い 最後に 防犯探偵・榎本シリーズ 貴志祐介作品 短評 " data-en-clipboard="true"> " data-en-cli…

【ミステリー小説】防犯コンサルタントが探偵というアイデアの勝利 |『硝子のハンマー 防犯探偵・榎本シリーズ #1』| 貴志祐介 | 書評 レビュー 感想

評価:85/100 作品情報 著者 貴志祐介 発売日 2004年4月20日 小説の概要 密室の謎と同時にドラマの面白さの謎も判明 防犯のプロが専門知識を駆使し密室に挑む本格ミステリー 金持ちへの怒り、社会への怒りを体現する硝子のハンマー 最後に 防犯探偵・榎本シリ…

【小説】恐怖!? 忌み山の密室トリック |『山魔(やまんま)の如き嗤うもの 刀城言耶シリーズ #4』| 三津田信三 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 三津田信三 発売日 2008年4月28日 小説の概要 安定性抜群の刀城言耶シリーズ4作目 説得力が乏しい集落と、真新しさのない密室 最後に 刀城言耶シリーズ 三津田信三作品 小説の概要 この小説は、怪奇幻想作家である刀城言耶(とう…

【小説】読者を欺く恍惚の罠 |『首無の如き祟るもの 刀城言耶シリーズ #3』| 三津田信三 | 書評 レビュー 感想

評価:85/100 作品情報 著者 三津田信三 発売日 2007年5月7日 小説の概要 前作からガラッとスタイルを変えた、入り組んでいるのに読みやすい語り口 興奮しすぎて読書を中断することすら困難な謎解きパートの快感 最後に 刀城言耶シリーズ 三津田信三作品 小説…

【小説】シリーズ慣れすることで真価を発揮する二作目 |『凶鳥(まがとり)の如き忌むもの 刀城言耶シリーズ #2』| 三津田信三 | 書評 レビュー 感想

評価:80/100 作品情報 著者 三津田信三 発売日 2006年9月4日 短評 前作のホラー5 : ミステリー5の配分から、ホラー 2:ミステリー 8となり密室ミステリーへと変貌を遂げる 豪快な密室トリックに押され、やや控えめとなったホラー小説としての怖さ 最後に 刀城…

【小説】説明過多の度が過ぎる伝奇ホラーミステリー |『厭魅(まじもの)の如き憑くもの 刀城言耶シリーズ #1』| 三津田信三 | 書評 レビュー 感想

評価:75/100 作品情報 著者 三津田信三 発売日 2006年2月28日 小説の概要 説明で始まり説明で終わる、主役は説明文な小説 説明に埋もれてあやふやなままな事件の全容 最後に 刀城言耶シリーズ 三津田信三作品 小説の概要 この小説は、太平洋戦争が終わって間…

【ホラー小説】まるでクトゥルフ…骨の髄まで恐怖で凍るホラーミステリー |『天使の囀(さえず)り』| 貴志祐介 | 書評 レビュー 感想

評価:100/100 作品情報 著者 貴志祐介 発売日 1998年6月(単行本) 小説の概要 あらすじ 作家デビュー初期に書かれた大傑作 天使の羽音と囀りが不吉に共鳴していく圧巻の語り口 そこで笑わせるかというユーモアセンスのぶっ壊れ具合 最後に 余談 貴志祐介作…

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