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ブックレビュー

大河ドラマと似ても似つかない原作 『義経』 著者:宮尾登美子 〈書評・レビュー・感想〉

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 2004年11月1日 本の概要 なぜこうなるのか? まったく別作品である原作と大河ドラマ版 想像力を働かせ歴史の行間を読む大切さ 最後に 本の概要 この作品は、NHKで2005年に放送された源義経(よしつね)の生涯を描いた大河ド…

世界史のあらすじを掴む!! 『一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書』 著者:山崎圭一(ムンディ先生) 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 山崎圭一(ムンディ先生) 出版日 2018年8月18日 本の概要 辛い暗記作業ではなく、世界史をストーリーとして楽しむ参考書 やはり索引が無い!? 最後に 本の概要 この本は、YouTuberであり現役の高校教師でもあるムンディ先生こと山崎圭一さんが…

紙の束が歴史を変える 『世界を変えた10冊の本』 著者:池上彰 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 池上彰 出版日 2011年8月9日 本の概要 本の凄さ、怖さが同時に分かる一冊 最後に 本の概要 この本は、ジャーナリストであり、無類の読書マニアでもある池上彰さんが、宗教・政治・経済・環境・科学といった多岐に渡るジャンルの中から、世界中…

コレクションは資本主義を駆動させるエンジン 『コレクションと資本主義 -「美術と蒐集」を知れば経済の核心がわかる-』 著者:水野和夫 山本豊津 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 水野和夫山本豊津 出版日 2017年9月8日 本の概要 資本主義という暴れ馬 アートは時代を映す鏡 最後に 本の概要 " data-en-clipboard="true"> この本は、経済学者である水野和夫さんと、画商である山本豊津さんのアートと資本主義についての対…

外交兵器としてのアート 『アートは資本主義の行方を予言する -画商が語る戦後七十年の美術潮流-』 著者:山本豊津 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 山本豊津 出版日 2015年9月16日 本の概要 アートを制する者が国際競争を制する この仕組みを1995年に完璧に見抜いていたオタキング 最後に 本の概要 この本では、資本主義が持つ本来なら有用性がないものが高値で取引されるというカラクリと、…

依存症による人類家畜化計画 『僕らはそれに抵抗できない -「依存症ビジネス」のつくられかた-』 著者:アダム・オルター 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 アダム・オルター 訳:上原裕美子 出版日 2019年7月11日 本の概要 人間が電子ドラッグ奴隷になる恐怖の未来 電子ドラッグの仕掛ける罠 環境が生み出す依存症の罠 最後に 本の概要 この本は、アメリカの行動経済学の専門家が、ニコチン・アルコ…

コロナ禍に必要な真の知恵 『新型コロナ 7つの謎』 著者:宮坂昌之 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 宮坂昌之 出版日 2020年11月19日 本の概要 免疫学で新型コロナの正体に迫る 最後に 本の概要 この本は、現役の免疫学者である著者が、免疫学の観点から新型コロナウイルスについて解説するブルーバックスの科学本です。中身はブルーバックスら…

工業デザイナーのものづくり論と日本への警鐘 『フェラーリと鉄瓶 一本の線から生まれる「価値あるものづくり」』 著者:奥山清行 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 奥山清行 出版日 2007年3月1日 本の概要 珍トラブルが連続するイタリア滞在記 フェラーリのブランド戦略 壊滅的な日本の美的センス 最後に 本の概要 この本は、アメリカのGM(ゼネラルモーターズ)やドイツのポルシェ、イタリアのフェラーリ(…

ビジネス読書と教養読書の使い分け術 『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』 著者:山口周 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 山口周 出版日 2015年10月20日 本の概要 決して目先の金儲けに走らず、知のネットワークを築く 最後に 本の概要 この本は、ビジネスパーソンの読む本には、古典のビジネス書のように即仕事に役立つ本と、直接仕事には繋がらなくても自分の個性…

地球史の語り部、その名は海 『海はどうしてできたのか』 著者:藤岡換太郎 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 藤岡換太郎 出版日 2013年2月21日 本の概要 地球由来の山に対し、宇宙由来の海 灼熱地獄と氷地獄、超大陸の移動や気候変動が起こす生物の大量絶滅の不思議 最後に 本の概要 この本は、同じ著者の『山はどうしてできるのか』や『川はどうしてで…

中途半端さが否めない川の解説本 『川はどうしてできるのか』 著者:藤岡換太郎 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 藤岡換太郎 出版日 2014年10月20日 本の概要 世界中の謎多き川を巡るミステリーツアー 最後に 本の概要 この本は、川が出来るメカニズムを解説するという内容で、全体が3部構成で出来ています。 第1部は、世界中に存在する謎多き川に関する解…

日本が山だらけな理由が分かる本 『山はどうしてできるのか』 著者:藤岡換太郎 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 藤岡換太郎 出版日 2012年1月20日 本の概要 前半 山に関する紆余曲折の議論史 後半 ようやく語られる山が山になる理由 最後に 本の概要 " data-en-clipboard="true"> この本は、ごく身近な存在である山がどのようなメカニズムで作られるのか、…

昆虫学者見習いのモーリタニア滞在記 『バッタを倒しにアフリカへ』 著者:前野ウルド浩太郎 〈書評・レビュー・感想〉

著者本人が登場する動画 本の情報 著者 前野ウルド浩太郎 出版日 2017年5月17日 本の概要 フランスと砂漠の香り漂うモーリタニア滞在記 ハリウッド映画のようなサバクトビバッタ追跡劇 最後に 本の概要 この本は、昆虫学者を目指すポスドク(ポスト・ドクタ…

貴志祐介が凝縮されたエッセイ集 『極悪鳥になる夢を見る』 著者:貴志祐介 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 貴志祐介 出版日 2013年9月20日 本の概要 貴志祐介の作家としての流儀が学べる、楽しい上に読み応えもある傑作エッセイ集 貴志祐介作品の元ネタ大放出 最後に 貴志祐介作品 本の概要 この本は、過去に雑誌で発表されたエッセイやインタビュー…

日本史をストーリー化してしまった脅威の歴史教科書 『一度読んだら絶対に忘れない 日本史の教科書』 著者:山崎圭一(ムンディ先生) 〈書評・レビュー・感想〉

プロモーション 本の情報 著者 山崎圭一(ムンディ先生) 出版日 2019年9月17日 本の概要 日本史を暗記科目ではなく壮大なストーリーとして学習する斬新な歴史教科書 流れで捉えるから明確に見える失敗のメカニズム 人物や用語で索引が出来ない重大な欠陥 最…

現実と異界、人と神が隣接する狭間の郷、遠野 『遠野物語remix(リミックス)』 著者:京極夏彦×柳田國男 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 京極夏彦 柳田國男 出版日 2013年4月18日 本の概要 民俗学の原点、妖怪小説家京極夏彦の手により再編集 この世とあの世の狭間の地、遠野の魅力 最後に 京極夏彦作品 本の概要 やなぎた くにお)が岩手出身の民俗学者であり作家でもある佐々木…

地球、約46億年の歴史をたった三つの石で読み解く良著!! 『三つの石で地球がわかる -岩石がひもとくこの星のなりたち-』 ブルーバックス 著者:藤岡換太郞 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 藤岡換太郞 出版日 2017年5月17日 本の概要 暗記ではなく流れで掴む石と地球の歴史 石の歴史と地球の歴史が重なる瞬間 最後に 本の概要 この本は、橄欖(かんらん)岩、玄武岩、花崗(かこう)岩という地球に最もありふれた、しかし地球の成り…

経済格差・教育格差に殺される人類 『知らないと恥をかく世界の大問題 #11 -グローバリズムのその先-』 著者:池上彰 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 池上彰 発売日 2020年6月10日 本の概要 混迷する国際情勢を読み解くシリーズ11作目 池上彰の過去から教訓を学ばない現代人への嘆き 最後に 本の概要 この本はジャーナリスト池上彰さんが世界中の時事問題に対し、そもそもなぜこのような問題が…

均質化という病に抗う人たち 『スローシティ -世界の均質化と闘うイタリアの小さな町-』 著者:島村菜津 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 島村菜津 発売日 2013年3月15日 本の概要 均質化という静かに忍び寄る病魔を白日の下に晒す イタリア人の田舎復興奮闘記 体に染みつく都会信仰を洗い流す 最後に " id="本の概要">本の概要 この本は、均質化の波と闘うイタリア人の苦労を知る…

現代を生き抜くためのヒントが詰まった一冊 『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』 著者:西野亮廣 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 西野亮廣 発売日 2017年10月4日 本の概要 冴え渡る自己分析芸 デザイナー時代の到来 最後に 本の概要 この本は、お笑い芸人であり絵本作家でもあるキングコングの西野亮廣さんのエッセイ形式で書かれたビジネス書です。 自身が作った『えんと…

小説 作者順 索引 【更新日 2021年9月18日】

小説とは活字を読むものではなく、その文章を生み出した作家の個性を読むものだと思います。そのため、レビュー済みの小説を作者ごとにまとめました。 その人の作家性を把握できる数の著作を読んでいる場合は特徴も併せて書いています。代表作は基本的に自分…

植物は万能薬にあらず 『植物はなぜ薬を作るのか』 著者:斉藤和季 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 斉藤和季 発売日 2017年2月17日 本の概要 植物や薬へのイメージが変わる植物の啓蒙本 最後に 本の概要 この本は、植物が生成する薬の原料となる化学成分にはどのような種類があるのか、植物はそもそもなぜ薬として利用できる化学成分を体内で…

MGSⅤやデス・ストランディングの最良の副読本! 『創作する遺伝子 僕が愛したMEME(ミーム)たち』 著者:小島秀夫 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 小島秀夫 発売日 2013年2月28日(単行本)2019年10月27日(文庫版) 本の概要 『デス・ストランディング』がより豊かに楽しめ、エッセイとしても読み応え抜群の一挙両得な一冊 最後に 本の概要 " data-en-clipboard="true"> この本は『スナッ…

絵画のファッションが教えてくれる常識を疑う姿勢 『名画に見る男のファッション』 著者:中野京子 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 中野京子 発売日 2016年4月27日 " data-en-clipboard="true">本の概要 この本は、古くはルネサンスから最新だと20世紀初頭頃までの絵画に描かれる男がどのような服装をしているかに注目し、その時代の上流階級の間で流行していた奇抜なファッ…

人の感情を可視化する経済 『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』 著者:佐藤航陽 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 佐藤航陽 発売日 2017年11月30日 本の概要 資本主義から価値主義へ 中央集権から分散化へ 最後に 本の概要 この本は、資本主義というお金を基準に物の価値を計るしかない時代はもう古く、これからはお金を貯めるよりも自身の価値を高めるほう…

美意識ルネッサンスの時代 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? -経営における「アート」と「サイエンス」-』 著者:山口周 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 山口周 発売日 2017年7月19日 本の概要 センスの良い人、センスの良い企業が、なぜそう感じさせるのか理由が分かる一冊 安土桃山時代のイノベーター 美意識の危うさ 最後に 本の概要 この本は、論理や理性に走るばかりでそれと同じくらい大切…

リーダビリティ(読みやすさ)というプロ意識 『エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く』 著者:貴志祐介 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 貴志祐介 発売日 2015年8月26日(単行本)2017年10月10日(新書版) 本の概要 貴志祐介作品の面白さの秘密が分かる一冊 最後に 本の概要 この本は『黒い家』や『天使の囀り』、『青の炎』や『防犯探偵榎本シリーズ』、『新世界より』や『悪の…

キンドル第1世代ペーパーホワイトから第10世代のエントリーモデルへ買い替え 〈レビュー・感想〉

速度 〇 解像度 × 最後に ※これはキンドルの初代PW(ペーパーホワイト)からキンドル第10世代(エントリーモデル)へ買い換えた所感を適当に書いただけのもので、レビュー記事と呼べるようなものではありません 速度 〇 解像度 × 左が新しく買った第10世代 …

海底から覗く世界史 『沈没船が教える世界史』 著者:ランドール・ササキ 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 ランドール・ササキ 発売日 2010年12月21日 本の概要 沈没船という補助線が浮上させる歴史のドラマ性 最後に 本の概要 この本は、世界中の海から引き上げられた沈没船やその発見量、沈没船の中に残っていた遺物や、沈没船の船体構造などを研究…

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