えんみゅ~ -えんためみゅーじあむ-

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おすすめ本

均質化という病に抗う人たち 「スローシティ -世界の均質化と闘うイタリアの小さな町-」 著者:島村菜津 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 島村菜津 発売日 2013年3月15日 短評 均質化という静かに忍び寄る病魔を白日の下に晒す イタリア人の田舎復興奮闘記 体に染みつく都会信仰を洗い流す 最後に 短評 均質化と闘うイタリア人の苦労を知ることで、どこもかしこも似たような建物と…

物を作る人、作った物を多くの人に届けたいと願う者には実り豊かな一冊 「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」 著者:西野亮廣 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 西野亮廣 発売日 2017年10月4日 短評 冴え渡る自己分析芸 デザイナー時代の到来 最後に 短評 ビジネス書としての側面の強い前著『魔法のコンパス』と内容が重複している箇所が多く目新しさはやや乏しい。 それでもこの本で新しく書かれる、著…

植物は万能薬にあらず 「植物はなぜ薬を作るのか」 著者:斉藤和季 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 斉藤和季 発売日 2017年2月17日 植物や薬へのイメージが変わる植物の啓蒙本 この本の内容は、植物が生成する薬の原料となる化学成分にはどのような種類があるのか、植物はそもそもなぜ薬として利用できる化学成分を体内で生成するよう進化する…

MGSⅤやデス・ストランディングの最良の副読本! 「創作する遺伝子 僕が愛したMEME(ミーム)たち」 著者:小島秀夫 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 小島秀夫 発売日 2013年2月28日(単行本)2019年10月27日(文庫版) デス・ストランディングがより豊かに楽しめ、エッセイとしても読み応え抜群の一挙両得な一冊 この本は、ゲームデザイナーである小島秀夫監督が小説、漫画、映画、アニメ、音…

絵画のファッションが教えてくれる常識を疑う姿勢 「名画に見る男のファッション」 著者:中野京子 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 中野京子 発売日 2016年4月27日 ファッションの当たり前をひっくり返される衝撃 この本の内容は、古くはルネサンスから最新だと20世紀初頭頃までの絵画に描かれる男がどのような服装をしているかに注目し、そこからその時代の上流階級の間で流…

人の感情を可視化する経済 「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」 著者:佐藤航陽 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 佐藤航陽 発売日 2017年11月30日 資本主義から価値主義へ この本の内容は、資本主義というお金を基準に物の価値を計るしかない時代はもう古く、これからは資本主義では無価値と見なされた影響力、信用、共感、好意、感謝など、お金に換算でき…

美意識の復興 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? -経営における「アート」と「サイエンス」-』 著者:山口周 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 山口周 発売日 2017年7月19日 センスの良い人、センスの良い企業が、なぜそう感じさせるのか理由が分かる一冊 この本の内容を端的に述べると、重要な物事の決定の際に論理や理性ばかり優先し、美意識や感性といった直感をないがしろにし過ぎる…

リーダビリティ(読みやすさ)というプロ意識 「エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く」 著者:貴志祐介 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 貴志祐介 発売日 2015年8月26日(単行本)2017年10月10日(新書版) 新世界よりの面白さの秘密が分かる一冊 この本を読もうと思ったのは、作者である貴志祐介さんが以前書いたSF小説『新世界より』が大好きで、サンプルを読んでいると目次に“…

海底から覗く世界史 「沈没船が教える世界史」 著者:ランドール・ササキ 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 ランドール・ササキ 発売日 2010年12月21日 沈没船という補助線が浮上させる歴史のドラマ性 沈没船・世界史という、この上なく親和性が高そうな二つの単語が並ぶタイトルだけである程度面白さは予想できるものの、実際読むと想像を超えて知的…