おすすめ本
本の情報 著者 藤岡換太郎 出版日 2012年1月20日 短評 前半 山に関する紆余曲折の議論史 後半 ようやく語られる山が山になる理由 最後に 短評 山を理解する上で必要となる基礎知識を固め山への思い込みを解きほぐす前半部と、そこで学んだ知識を元に、本題で…
著者本人が登場する動画 本の情報 著者 前野ウルド浩太郎 出版日 2017年5月17日 短評 フランスと砂漠の香り漂うモーリタニア滞在記 ハリウッド映画のようなサバクトビバッタ追跡劇 最後に 短評 学者の卵である著者が、サバクトビバッタの生態を調査しにアフ…
本の情報 著者 貴志祐介 出版日 2013年9月20日 短評 貴志祐介の作家としての流儀が学べる、楽しい上に読み応えもある傑作エッセイ集 貴志祐介作品の元ネタ大放出 最後に 貴志祐介作品 短評 貴志祐介が日常の何気ない出来事からどのように小説のアイデアを拾…
プロモーション 本の情報 著者 山崎圭一(ムンディ先生) 出版日 2019年9月17日 短評 日本史を暗記科目ではなく壮大なストーリーとして学習する斬新な歴史教科書 流れで捉えるから明確に見える失敗のメカニズム 人物や用語で索引が出来ない重大な欠陥 最後に…
本の情報 著者 京極夏彦 柳田國男 出版日 2013年4月18日 短評 民俗学の原点、妖怪小説家京極夏彦の手により再編集 この世とあの世の狭間の地、遠野の魅力 最後に 京極夏彦作品 短評 民俗学者である柳田國男(やなぎた くにお)が現在の岩気県遠野地方に伝わ…
本の情報 著者 藤岡換太郞 出版日 2017年5月17日 短評 暗記ではなく流れで掴む石と地球の歴史 石の歴史と地球の歴史が重なる瞬間 最後に 短評 地球に最もありふれた橄欖(かんらん)岩、玄武岩、花崗(かこう)岩の三つの岩石を中心に、地球がどのように進化…
本の情報 著者 池上彰 発売日 2020年6月10日 短評 混迷する国際情勢を読み解くシリーズ11作目 池上彰の過去から教訓を学ばない現代人への嘆き 最後に 短評 これまでのシリーズで語ってきた国際情勢のおさらい色が濃く、新しい情報はやや不足気味。安定して面…
本の情報 著者 島村菜津 発売日 2013年3月15日 短評 均質化という静かに忍び寄る病魔を白日の下に晒す イタリア人の田舎復興奮闘記 体に染みつく都会信仰を洗い流す 最後に 短評 均質化と闘うイタリア人の苦労を知ることで、どこもかしこも似たような建物と…
本の情報 著者 西野亮廣 発売日 2017年10月4日 短評 冴え渡る自己分析芸 デザイナー時代の到来 最後に 短評 ビジネス書としての側面の強い前著『魔法のコンパス』と内容が重複している箇所が多く目新しさはやや乏しい。 それでもこの本で新しく書かれる、著…
本の情報 著者 斉藤和季 発売日 2017年2月17日 植物や薬へのイメージが変わる植物の啓蒙本 この本の内容は、植物が生成する薬の原料となる化学成分にはどのような種類があるのか、植物はそもそもなぜ薬として利用できる化学成分を体内で生成するよう進化する…
本の情報 著者 小島秀夫 発売日 2013年2月28日(単行本)2019年10月27日(文庫版) 『デス・ストランディング』がより豊かに楽しめ、エッセイとしても読み応え抜群の一挙両得な一冊 この本は、ゲームデザイナーである小島秀夫監督が小説、漫画、映画、アニメ…
本の情報 著者 中野京子 発売日 2016年4月27日 ファッションの当たり前をひっくり返される衝撃 この本の内容は、古くはルネサンスから最新だと20世紀初頭頃までの絵画に描かれる男がどのような服装をしているかに注目し、そこからその時代の上流階級の間で流…
本の情報 著者 佐藤航陽 発売日 2017年11月30日 資本主義から価値主義へ この本の内容は、資本主義というお金を基準に物の価値を計るしかない時代はもう古く、これからは資本主義では無価値と見なされた影響力、信用、共感、好意、感謝など、お金に換算でき…
本の情報 著者 山口周 発売日 2017年7月19日 センスの良い人、センスの良い企業が、なぜそう感じさせるのか理由が分かる一冊 この本の内容を端的に述べると、重要な物事の決定の際に論理や理性ばかり優先し、美意識や感性といった直感をないがしろにし過ぎる…
本の情報 著者 貴志祐介 発売日 2015年8月26日(単行本)2017年10月10日(新書版) 新世界よりの面白さの秘密が分かる一冊 最後に 新世界よりの面白さの秘密が分かる一冊 この本を読もうと思ったのは、作者である貴志祐介さんが以前書いたSF小説『新世界より…
本の情報 著者 ランドール・ササキ 発売日 2010年12月21日 沈没船という補助線が浮上させる歴史のドラマ性 沈没船・世界史という、この上なく親和性が高そうな二つの単語が並ぶタイトルだけである程度面白さは予想できるものの、実際読むと想像を超えて知的…