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2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【#12】大河ドラマ『義経』、平安時代ブームの8月

はじめに 小説 5冊 書籍 4冊(雑誌がオマケで2冊) 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年8月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は大河ドラマ『義経』を中心とした一ヶ月で、ずっと平安時代の勉強をした…

【伝奇小説】我が子のため鬼となる母、鬼となり我が子を捨てる母 |『陰陽師 鬼一法眼 -鬼女之巻- #5』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 藤木稟 出版日 2003年7月25日 評価 75/100 オススメ度 ー ページ数 約228ページ 小説の概要 薄い・浅い・軽い政治劇 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 藤木稟作品 // リンク 小説の概要 " data-en-clipboard="true">この小説は、鎌倉時代の初期…

【伝奇小説】頼朝、雑に死す |『陰陽師 鬼一法眼 -切千役之巻- #4』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 藤木稟 出版日 2002年3月30日 評価 75/100 オススメ度 ー ページ数 約238ページ 小説の概要 相互に関係していないエピソードの羅列 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 藤木稟作品 // リンク 小説の概要 この小説は、鎌倉時代の初期、はぐれ者の…

【歴史小説】命を賭した執念の超大作 |『宮尾本 平家物語 #1~4』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1巻:2001年5月1日2巻:2002年3月1日3巻:2003年4月1日4巻:2004年4月1日 評価 100/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約2346ページ 小説の概要 この小説の執筆途中で死ぬなら本望という覚悟 平家の女は何を想う 大河ドラマとの比較 …

【エッセイ】大河ドラマと似ても似つかない原作 |『義経』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

本の情報 著者 宮尾登美子 出版日 2004年11月1日 難易度 普通 オススメ度 ー ページ数 約279ページ 本の概要 なぜこうなるのか? まったく別作品である原作と大河ドラマ版 想像力を働かせ歴史の行間を読む大切さ 最後に 宮尾登美子作品 // リンク { "@contex…

【大河ドラマ】合わせ鏡の平氏と源氏の興亡史 |『義経』| レビュー 感想 評価

評価:100/100 作品情報 放送期間 2005年1月~12月 話数 全49話 放送局 NHK ドラマの概要 清盛から義経へ受け継がれる“他者を憐れむ心” 歴史上の人物から伝説的存在へ 原作小説との比較 悪夢の最終話 最後に 原作 ドラマの概要 この作品は、平安時代末期から…

【伝奇小説】かぐや姫、衝撃のアフターストーリー |『陰陽師 鬼一法眼 -今かぐや篇- #3』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 藤木稟 出版日 2001年5月 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約217ページ 小説の概要 これぞ藤木稟作品の醍醐味という不意打ち展開 作品を蝕む安易な笑い 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 藤木稟作品 小説の概要 この作品は鎌倉時代の初期、…

【SF小説】能×首×鬼女×不死×ポストアポカリプス |『黒塚 -KUROZUKA-』| 夢枕獏 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 夢枕獏 出版日 2000年8月25日 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約640ページ 小説の概要 受け身から攻めに転じる鮮やかな伝奇サスペンス サスペンスに特化させすぎた弊害 最後に 夢枕獏作品 // リンク 小説の概要 この作品は、陸奥(みちの…

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