発光本棚

書評ブログ

発光本棚

2021-01-01から1年間の記事一覧

【#16】大河ドラマ『風林火山』にドハマり、そしてPS4のコントローラが故障した12月

はじめに 小説 1冊 書籍 3冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年12月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 12月は大河ドラマ『風林火山』にドハマりして、結局まともに読書ができないというこれまでと同じ失…

【歴史小説】大河ドラマで大化けした凡作 |『風林火山』| 井上靖 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 井上靖 出版日 1955年 評価 75/100 オススメ度 ー ページ数 約352ページ 小説の概要 投げやりな文章 大河ドラマ版との比較 最後に 大河ドラマ版 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.curre…

【ビジネス書】デザイン、それは発見力 |『ビジネスの武器としての「デザイン」』| 奥山清行 | 書評 レビュー 感想

本の情報 著者 奥山清行 出版日 2019年11月1日 難易度 普通 オススメ度 ☆ ページ数 約264ページ 本の概要 デザイン、それは掃除をエンタメ化する発想 フラッグシップ(旗艦)ブランドの重要性 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; …

【PS4】キムタク、探偵になる |『ジャッジアイズ -死神の遺言- 新価格版』| レビュー 感想 評価

トレーラー 評価:90/100 作品情報 ジャンル オープンワールドアクション・アドベンチャー 発売日(日本国内) 2018年12月13日 開発(デベロッパー) セガゲームス(龍が如くスタジオ) 開発国 日本 ゲームエンジン ドラゴンエンジン ゲームの概要 八神=キム…

【大河ドラマ】夢に生き、夢に散った軍師・山本勘助 |『風林火山』| レビュー 感想 評価

OP 評価:95/100 作品情報 放送期間 2007年1月~12月 話数 全50話 放送局 NHK ドラマの概要 大河ドラマの話数を最大限利用する、忍耐強い脚本 役者の個性を尊重する斬新な試み 前半は最高!! 後半はやや失速 最後に ドラマの概要 " data-en-clipboard="true">…

【歴史・アート】ホーエンツォレルン家、217年の光芒 |『名画で読み解く プロイセン王家 12の物語』| 中野京子 | 書評 レビュー 感想

本の情報 著者 中野京子 出版日 2021年5月18日 難易度 普通 オススメ度 ☆ ページ数 約198ページ 本の概要 努力大好き勤勉の国ドイツ 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.current…

【#15】フォールアウト4をトロコンした11月

はじめに 小説 4冊 書籍 3冊 最後に はじめに 『フォールアウト4』爆笑サブクエスト!! プレイヤーの大半が笑うであろう超絶バカイベント 今回のミニ・ブックレビューは2021年11月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月の前…

【歴史小説】退屈なる徳川和子の生涯 |『東福門院和子の涙』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1993年4月1日 評価 80/100 オススメ度 ー ページ数 約530ページ 小説の概要 睡魔と戦い続ける小説 最後に 宮尾登美子作品 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentS…

【小説】芸妓たちのオムニバス同窓会 |『寒椿(かんつばき)』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1977年4月16日 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約379ページ 小説の概要 鮮やかに交差する、唯一つとして同じものはない女の生き様 またもや『櫂』のアレンジ版 最後に 宮尾登美子作品 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.Mosh…

【歴史・アート】なぜルネサンスは古代ギリシア・ローマの夢を見たのか? |『ルネサンス -歴史と芸術の物語-』| 池上英洋 | 書評 レビュー 感想

本の情報 著者 池上英洋 出版日 2012年6月15日 難易度 普通 オススメ度 ☆ ページ数 約284ページ 本の概要 芸術ではなく政治や経済で迫るルネサンスの姿 経済とアートの関係 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||functio…

【小説】現代に蘇る昭和の妓楼文化 |『陽暉楼(ようきろう)』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1976年 評価 95/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約408ページ 小説の概要 物語へと導く完璧なる冒頭 昭和初期の高級料亭に出会う感動 リアリティが浮き彫りにする陽暉楼の軍隊っぽさ 『櫂』との類似性 最後に 宮尾登美子作品 (…

【純文学】大正・昭和の闇金ウシジマくん |『岩伍覚え書』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1977年 評価 95/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約336ページ 小説の概要 裏社会を巣とする住人の目線 夫婦茶碗ならぬ夫婦小説 最後に 宮尾登美子作品 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||functi…

【#14】フォールアウト4にドハマリの10月

はじめに 小説 2冊 書籍 3冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年10月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月はゲームの『アサシンクリード オリジンズ』をトロコンするまでやり、その後も気が済むまで古代…

【歴史】世界史をアナロジカルに捉える訓練 |『世界史の極意』| 佐藤優 | 書評 レビュー 感想

本の情報 著者 佐藤優 発売日 2015年1月8日 難易度 難しい オススメ度 ☆ ページ数 約248ページ 本の概要 戦争の20世紀との不気味な相似 アナロジカルな視点を持つ大切さ 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function()…

【歴史小説】大奥の嫁姑バトル |『天璋院篤姫(てんしょういんあつひめ)』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1984年9月6日 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約841ページ 小説の概要 大奥で勃発、幕末最大の嫁姑バトル 原作小説と大河ドラマの比較 最後に 大河ドラマ版 宮尾登美子作品 小説の概要 この作品は、幕末を舞台に、薩摩…

【大河ドラマ】薩摩の田舎娘から大奥のトップへ |『篤姫(あつひめ)』| レビュー 感想 評価

評価:80/100 作品情報 放送期間 2008年1月~12月 話数 全50話 放送局 NHK ドラマの概要 どんな権力者にも本音でぶつかる女傑・篤姫 『義経』との共通点、徳川家物語としての篤姫 メリハリのない脚本 最後に 原作小説 ドラマの概要 " data-en-clipboard="true…

【SF小説】めくるめく螺旋の誘惑 |『上弦の月を喰べる獅子 上・下』| 夢枕獏 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 夢枕獏 出版日 1989年8月 評価 100/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約869ページ 小説の概要 作者と物語、幸福なる螺旋 読み始めると止まらない あとがきすらも螺旋の一部 最後に 夢枕獏作品 小説の概要 この作品は、この世のあらゆるものに螺旋…

【歴史】教育者、池上彰の本音 |『知らないと恥をかく世界の大問題12 -世界のリーダー、決断の行方-』| 池上彰 | 書評 レビュー 感想

本の情報 著者 池上彰 出版日 2021年7月9日 難易度 普通 オススメ度 ☆ ページ数 約280ページ 本の概要 コロナ禍の対策から見る各国リーダーの能力 教育とは自分の頭で考える術を学ぶこと 最後に 池上彰の著作 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateOb…

【#13】プトレマイオス朝エジプト大ブームの9月

はじめに 小説 2冊 書籍 2冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年9月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は、今更ながらPS4スリムをSSDに換装しゲームを延々とプレイしていました。 SSDに換装しようと思…

【純文学】大正・昭和への旅 |『櫂(かい)』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1972年 評価 100/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約544ページ 小説の概要 活字で大正時代を生きる 人が別の何者かに変わる瞬間の空気を吸える感動 良く出来た映画版、しかし原作には遠く及ばず 最後に 宮尾登美子作品 (functi…

【歴史小説】妖婦から聡明なる女王へ |『クレオパトラ』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1996年9月1日 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約890ページ 小説の概要 妖婦からイチ人間へ クレオパトラもメロメロ 歴史小説としてはやや軽い作風 最後に 宮尾登美子作品 小説の概要 この作品は、紀元前一世紀、プトレ…

【#12】大河ドラマ『義経』、平安時代ブームの8月

はじめに 小説 5冊 書籍 4冊(雑誌がオマケで2冊) 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年8月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は大河ドラマ『義経』を中心とした一ヶ月で、ずっと平安時代の勉強をした…

【伝奇小説】我が子のため鬼となる母、鬼となり我が子を捨てる母 |『陰陽師 鬼一法眼 -鬼女之巻- #5』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 藤木稟 出版日 2003年7月25日 評価 75/100 オススメ度 ー ページ数 約228ページ 小説の概要 薄い・浅い・軽い政治劇 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 藤木稟作品 // リンク 小説の概要 " data-en-clipboard="true">この小説は、鎌倉時代の初期…

【伝奇小説】頼朝、雑に死す |『陰陽師 鬼一法眼 -切千役之巻- #4』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 藤木稟 出版日 2002年3月30日 評価 75/100 オススメ度 ー ページ数 約238ページ 小説の概要 相互に関係していないエピソードの羅列 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 藤木稟作品 // リンク 小説の概要 この小説は、鎌倉時代の初期、はぐれ者の…

【歴史小説】命を賭した執念の超大作 |『宮尾本 平家物語 #1~4』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1巻:2001年5月1日2巻:2002年3月1日3巻:2003年4月1日4巻:2004年4月1日 評価 100/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約2346ページ 小説の概要 この小説の執筆途中で死ぬなら本望という覚悟 平家の女は何を想う 大河ドラマとの比較 …

【エッセイ】大河ドラマと似ても似つかない原作 |『義経』| 宮尾登美子 | 書評 レビュー 感想

本の情報 著者 宮尾登美子 出版日 2004年11月1日 難易度 普通 オススメ度 ー ページ数 約279ページ 本の概要 なぜこうなるのか? まったく別作品である原作と大河ドラマ版 想像力を働かせ歴史の行間を読む大切さ 最後に 宮尾登美子作品 // リンク { "@contex…

【大河ドラマ】合わせ鏡の平氏と源氏の興亡史 |『義経』| レビュー 感想 評価

評価:100/100 作品情報 放送期間 2005年1月~12月 話数 全49話 放送局 NHK ドラマの概要 清盛から義経へ受け継がれる“他者を憐れむ心” 歴史上の人物から伝説的存在へ 原作小説との比較 悪夢の最終話 最後に 原作 ドラマの概要 この作品は、平安時代末期から…

【伝奇小説】かぐや姫、衝撃のアフターストーリー |『陰陽師 鬼一法眼 -今かぐや篇- #3』| 藤木稟 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 藤木稟 出版日 2001年5月 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約217ページ 小説の概要 これぞ藤木稟作品の醍醐味という不意打ち展開 作品を蝕む安易な笑い 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 藤木稟作品 小説の概要 この作品は鎌倉時代の初期、…

【SF小説】能×首×鬼女×不死×ポストアポカリプス |『黒塚 -KUROZUKA-』| 夢枕獏 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 夢枕獏 出版日 2000年8月25日 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約640ページ 小説の概要 受け身から攻めに転じる鮮やかな伝奇サスペンス サスペンスに特化させすぎた弊害 最後に 夢枕獏作品 // リンク 小説の概要 この作品は、陸奥(みちの…

【#11】夏バテで『アサシンクリード3』の7月

はじめに 小説 2冊 書籍 3冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年7月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は夏バテが酷くてあまり本を読む気にならず、大河ドラマの『真田丸』を一気見したり、PS4で『ア…

TOP