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2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【ライトノベル】またもやアニメ版の凄さを思い知らされるアクション多めの巻 |『ヘヴィーオブジェクト 巨人達の影 #3』| 鎌池和馬 | 電撃文庫 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 鎌池和馬 出版日 2010年11月10日 評価 75/100 オススメ度 ー ページ数 約421ページ 小説の概要 またもやアニメ版の完成度を思い知らされる巻 敵勢力がコロコロ変わる慌ただしい巻 最後に ヘヴィーオブジェクトシリーズ アニメ版 // リンク 小…

【十二国記】同胞と理想郷を望みそのどちらにも拒絶される悲哀を描く十二国記シリーズの序章 |『十二国記 魔性の子』| 小野不由美 | 書評 レビュー 感想 評価

作品情報 著者 小野不由美 出版日 1991年9月25日 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約485ページ 小説の概要 単体のホラー小説から紆余曲折あってファンタジー小説の序章となった数奇な一冊 この世界のどこにも居場所のない二人が出会い、心を通わせ、最後…

【ライトノベル】1巻まるごとマスドライバー財閥! |『ヘヴィーオブジェクト 採用戦争 #2』| 鎌池和馬 | 電撃文庫 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 鎌池和馬 出版日 2010年6月10日 評価 75/100 オススメ度 ー ページ数 約376ページ 小説の概要 最大射程3000kmの化け物オブジェクトとの死闘 いくらなんでもひねりが足りないアイデア群 最後に ヘヴィーオブジェクトシリーズ アニメ版 // リン…

【TVアニメ】シガンシナ区奪還作戦に命運を賭けた一極集中の3期 |『進撃の巨人 シーズン3(3期)』| レビュー 感想 評価

前半であるPart.1は全体的に会話が間延び気味でテンポが悪い。内容もほぼ後半に向けての準備に費やされるため退屈に感じる場面が非常に多く魅力が不足気味。 しかし、後半のPart.2は会話主体の前半とは打って変わり激しいアクションが連続し面白さは段違いに…

【SF小説】傑作前日譚、堂々の完結 |『マルドゥック・ヴェロシティ #3 最終巻』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2006年11月22日新装版:2012年8月23日 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約358ページ 小説の概要 ボイルドの不器用さを際立たせる文体のマジック ヴェロシティという一つの完成された物語 若干、辻褄合わせに走りすぎな終盤 …

【SF小説】忍法合戦ならぬサイボーグ合戦の開幕 |『マルドゥック・ヴェロシティ #2』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

まだまだ序章に過ぎなかった1巻とは打って変わり、マルドゥック・スクランブル09チームと傭兵集団カトル・カールによるサイボーグ同士の激しい殺し合いが幕を開け、刺激が大幅に増した。 山田風太郎の忍法帖のような肉体を強化されたサイボーグ同士の小気味…

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