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2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【#02】月刊読書記録 2020年10月号

はじめに 小説 合計3(上下巻をそれぞれ一巻として計算すると5)冊 その他書籍 合計5冊 最後に はじめに 今回の読書記録は2020年10月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は読んだ本の大半が好みに合致するという読書の当…

【その他】現実と異界、人と神が隣接する狭間の郷、遠野 |『遠野物語remix(リミックス)』| 京極夏彦×柳田國男 | 書評 レビュー 感想

本の情報 著者 京極夏彦 柳田國男 出版日 2013年4月18日 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約263ページ 本の概要 民俗学の原点、妖怪小説家京極夏彦の手により再編集 この世とあの世の狭間の地、遠野の魅力 最後に 京極夏彦作品 // リンク 本の概要 やなぎた くにお…

【#01】月刊読書記録 2020年9月号

はじめに 小説 合計2冊 その他書籍 合計6冊 最後に はじめに これからは月末にその月に読破した本をレビュー済みかどうかを問わずまとめて紹介する月刊読書記録という企画を始めたいと思います。 本は、一冊一冊、現状の自分の状態に合う・合わない、役に立…

【サイエンス】地球、約46億年の歴史をたった三つの石で読み解く良著!! |『三つの石で地球がわかる -岩石がひもとくこの星のなりたち-』| ブルーバックス | 藤岡換太郞 | 書評 レビュー 感想

本の情報 著者 藤岡換太郞 出版日 2017年5月17日 難易度 難しい オススメ度 ☆ ページ数 約224ページ 本の概要 暗記ではなく流れで掴む石と地球の歴史 石の歴史と地球の歴史が重なる瞬間 最後に // リンク 本の概要 この本は、橄欖(かんらん)岩、玄武岩、花…

【ホラー小説】4つの短編から成る岡山の田舎残酷物語 |『ぼっけえ、きょうてえ』| 岩井志麻子 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 岩井志麻子 出版日 1999年10月1日 評価 85/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約226ページ 小説の概要 不快度MAX!! 人間の残酷さをこれでもかと暴く4つの短編 生々しい話と相性が悪い怪談的なオチ 最後に // リンク 小説の概要 " data-en-clipboard=…

【歴史小説】詩と歴史書、そして義に生きた黄門様の生涯 |『光圀伝 上・下』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2012年8月 評価 95/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約1040ページ 小説の概要 日本の歴史書作成に携わった光圀自身の歴史を辿る 優れた詩人である光圀を詩的な文体で表現する心意気 時代小説であると同時にSFでもあるぶっ飛んだオ…

【歴史小説】超傑作!! 改暦に人生を捧げた囲碁侍の生き様 |『天地明察 上・下』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2009年11月30日 評価 100/100 オススメ度 ☆☆☆ ページ数 約578ページ 小説の概要 守りに入らず新しい事に挑戦し続ける大切さを説く 人より多くの失敗を経験することの意味 最後に 冲方丁作品 小説の概要 " data-en-clipboard="tr…

【伝奇小説】宴の仕上げは伊豆の百鬼夜行(妖怪行列)|『塗仏の宴 宴の始末 百鬼夜行シリーズ #6(後編)』| 京極夏彦 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 京極夏彦 出版日 1998年9月20日 評価 90/100 オススメ度 ☆☆ ページ数 約1088ページ 小説の概要 騙す側と騙される側、本末が転倒し続ける奇っ怪な宴の終焉 いくらなんでもトリックが雑すぎるという不満 最後に 百鬼夜行シリーズ 京極夏彦作品 /…

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