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2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【SF小説】新生09チームが謎の殺人ゲームの黒幕を追う新シリーズ第1巻 |『マルドゥック・アノニマス #1』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2016年3月24日 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約400ページ 小説の概要 ヴェロシティに似た作風同様にボイルド化していくウフコック どこの誰か分からないエンハンサーの能力説明を延々聞かされ続けるやや退屈なアクション …

【イタリア映画】全カット全演技深読み可能な至福のイタリア映画 |『ドッグマン』| レビュー 感想 評価

トレーラー 評価:90/100 作品情報 公開日(日本) 2019年8月23日 上映時間 103分 映画の概要 犬にも劣る人間の愚かしさ この世界のどこかに存在しているとしか思えないマルチェロとシモーネ 最後に 映画の概要 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipbo…

【映画】2の続編としては合格、1本のアクション映画としては凡作 |『ターミネーター ニューフェイト』| レビュー 感想

トレーラー 評価:75/100 作品情報 公開日(日本) 2019年11月8日 上映時間 129分 映画の概要 運命に対するスタンスが2そのもので胸が熱くなる続編 そんな感動を台無しにする急ピッチで作ったような中途半端アクションの数々 最後に 映画の概要 " data-en-cli…

【SF短篇小説】マルドゥックシティ犯罪レポートな短編集 |『マルドゥック・フラグメンツ』| 冲方丁 | 書評 レビュー 感想

作品情報 著者 冲方丁 出版日 2011年5月10日 評価 80/100 オススメ度 ☆ ページ数 約352ページ 小説の概要 マルドゥック・シリーズを整理し、補足し、予告する短編集 ひたすら繰り返されるワンパターン展開 最後に マルドゥックシリーズ 冲方丁作品 小説の概…

【十二国記】古き戴国の落陽、新しき戴国の曙光 |『十二国記 白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月 #4 最終巻』| 小野不由美 | 書評 レビュー 感想 評価

作品情報 著者 小野不由美 出版日 2019年11月9日 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約434ページ 小説の概要 仲間たちの屍の山を踏み超える過酷な決戦 悲痛な戦いを繰り広げる敵はマヌケばかりというずさんさ 7年ぶりの再会とは思えないほどの淡白さ 最後に…

【十二国記】民を想い続けた賢君と民を拒絶した暴君、その行く末は… |『十二国記 白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月 #3』| 小野不由美 | 書評 レビュー 感想 評価

作品情報 著者 小野不由美 出版日 2019年11月9日 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約376ページ 小説の概要 『魔性の子』をリフレインする極めて人間くさい玉座簒奪の動機 「散々引っ張ったわりにこれか……」というあっさり過ぎな真相 最後に 十二国記シリ…

【十二国記】戴国の政治腐敗が生み出した闇と向き合う2巻 |『十二国記 白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月 #2』| 小野不由美 | 書評 レビュー 感想 評価

作品情報 著者 小野不由美 出版日 2019年10月12日 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約421ページ 小説の概要 権力の中枢と末端の僻地、国の両端から戴に巣くう闇に迫る 登場人物が多すぎるという問題 最後に 十二国記シリーズ 小野不由美作品 // リンク 小…

【十二国記】極寒の戴国を難解な漢字と硬派な文体で描破し尽くす力作中の力作 |『十二国記 白銀の墟(おか) 玄(くろ)の月 #1』| 小野不由美 | 書評 レビュー 感想 評価

作品情報 著者 小野不由美 出版日 2019年10月12日 評価 85/100 オススメ度 ☆ ページ数 約371ページ 小説の概要 重厚すぎる風景描写と難解な漢字がお供の過酷な旅路 泰麒、6年ぶりの帰還なれど戴国に夜明けの兆しはなく 『黄昏の岸 暁の天』と同様、サスペン…

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