発光本棚

書評ブログ

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薩摩の田舎娘から大奥のトップへ 『篤姫(あつひめ)』 大河ドラマ 〈レビュー・感想〉

評価:80/100 作品情報 放送期間 2008年1月~12月 話数 全50話 放送局 NHK ドラマの概要 どんな権力者にも本音でぶつかる女傑・篤姫 『義経』との共通点、徳川家物語としての篤姫 メリハリのない脚本 最後に ドラマの概要 " data-en-clipboard="true"> この作…

めくるめく螺旋の誘惑 『上弦の月を喰べる獅子 上・下』 著者:夢枕獏 〈書評・レビュー・感想〉

評価:100/100 作品情報 著者 夢枕獏 出版日 1989年8月 小説の概要 作者と物語、幸福なる螺旋 読み始めると止まらない あとがきすらも螺旋の一部 最後に 夢枕獏作品 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> この作品は、この世のあらゆるものに螺旋(らせん…

教育者、池上彰の本音 『知らないと恥をかく世界の大問題12 -世界のリーダー、決断の行方-』 著者:池上彰 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 池上彰 出版日 2021年7月9日 本の概要 コロナ禍の対策から見る各国リーダーの能力 教育とは自分の頭で考える術を学ぶこと 最後に 知らないと恥をかく世界の大問題シリーズ 本の概要 この本はジャーナリスト池上彰さんが世界中の時事問題に対し…

月刊ミニ・ブックレビュー #13 2021年9月号

はじめに 小説 2冊 書籍 2冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年9月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は、今更ながらPS4スリムをSSDに換装しゲームを延々とプレイしていました。 SSDに換装しようと思…

大正・昭和への旅 『櫂(かい)』 著者:宮尾登美子 〈書評・レビュー・感想〉

評価:100/100 作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1972年 小説の概要 活字で大正時代を生きる 人が別の何者かに変わる瞬間の空気を吸える感動 最後に 小説の概要 この作品は、大正時代から昭和初期にかけ、高知県(土佐)で女衒(ぜげん)(女を遊郭(ゆうかく…

妖婦から聡明なる女王へ 『クレオパトラ』 著者:宮尾登美子 〈書評・レビュー・感想〉

評価:90/100 作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1996年9月1日 小説の概要 妖婦からイチ人間へ クレオパトラもメロメロ 歴史小説としてはやや軽い作風 最後に 宮尾登美子作品一覧 小説の概要 この作品は、紀元前一世紀、プトレマイオス朝エジプト最後の女王(…

月刊ミニ・ブックレビュー #12 2021年8月号

はじめに 小説 5冊 書籍 4冊(雑誌がオマケで2冊) 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年8月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は大河ドラマ『義経』を中心とした一ヶ月で、ずっと平安時代の勉強をした…

我が子のため鬼となる母、鬼となり我が子を捨てる母 『陰陽師 鬼一法眼 -鬼女之巻- #5』 著者:藤木稟 〈書評・レビュー・感想〉

評価:75/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2003年7月25日 小説の概要 薄い・浅い・軽い政治劇 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> この小説は、鎌倉時代の初期、はぐれ者の陰陽師・四代目鬼一(きいち)法眼(ほうげん…

頼朝、雑に死す 『陰陽師 鬼一法眼 -切千役之巻- #4』 著者:藤木稟 〈書評・レビュー・感想〉

評価:75/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2002年3月30日 小説の概要 相互に関係していないエピソードの羅列 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 小説の概要 この小説は、鎌倉時代の初期、はぐれ者の陰陽師・四代目鬼一(きいち)法眼(ほうげん)(作中では鬼…

命を賭した執念の超大作 『宮尾本 平家物語 #1~4』 著者:宮尾登美子 〈書評・レビュー・感想〉

評価:100/100 作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 1巻:2001年5月1日2巻:2002年3月1日3巻:2003年4月1日4巻:2004年4月1日 小説の概要 この小説の執筆途中で死ぬなら本望という覚悟 平家の女は何を想う 大河ドラマとの比較 最後に 大河ドラマ版 宮尾登美子作品一…

大河ドラマと似ても似つかない原作 『義経』 著者:宮尾登美子 〈書評・レビュー・感想〉

作品情報 著者 宮尾登美子 出版日 2004年11月1日 本の概要 なぜこうなるのか? まったく別作品である原作と大河ドラマ版 想像力を働かせ歴史の行間を読む大切さ 最後に 本の概要 この作品は、NHKで2005年に放送された源義経(よしつね)の生涯を描いた大河ド…

合わせ鏡の平氏と源氏の興亡史 『義経』 大河ドラマ 〈レビュー・感想〉

評価:100/100 作品情報 放送期間 2005年1月~12月 話数 全49話 放送局 NHK ドラマの概要 清盛から義経へ受け継がれる“他者を憐れむ心” 歴史上の人物から伝説的存在へ 原作小説との比較 悪夢の最終話 最後に 原作 ドラマの概要 この作品は、平安時代末期から…

かぐや姫、衝撃のアフターストーリー 『陰陽師 鬼一法眼 -今かぐや篇- #3』 著者:藤木稟 〈書評・レビュー・感想〉

評価:80/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2001年5月 小説の概要 これぞ藤木稟作品の醍醐味という不意打ち展開 作品を蝕む安易な笑い 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 小説の概要 この作品は鎌倉時代の初期、陰陽師である四代目鬼一法眼(きいちほうげん)(…

能×首×鬼女×不死×ポストアポカリプス 『黒塚 -KUROZUKA-』 著者:夢枕獏 〈書評・レビュー・感想〉

評価:85/100 作品情報 著者 夢枕獏 出版日 2000年8月25日 小説の概要 受け身から攻めに転じる鮮やかな伝奇サスペンス サスペンスに特化させすぎた弊害 最後に 小説の概要 この作品は、陸奥(みちのく)の安達ヶ原(あだちがはら)にある鬼女の家に山伏(やま…

月刊ミニ・ブックレビュー #11 2021年7月号

はじめに 小説 2冊 書籍 3冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年7月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は夏バテが酷くてあまり本を読む気にならず、大河ドラマの『真田丸』を一気見したり、PS4で『ア…

伝奇小説から喜劇への変貌 『陰陽師 鬼一法眼 -朝幕攻防篇- #2』 著者:藤木稟 〈書評・レビュー・感想〉

評価:75/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2000年12月1日 小説の概要 説明、説明、説明……いつまでも終わらない説明 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 小説の概要 この作品は鎌倉時代の初期、陰陽師である四代目鬼一法眼(きいちほうげん)(作中では鬼一(お…

ネイティブアメリカンのアサシンという挑戦 『アサシンクリード3 リマスター』 〈レビュー・感想〉

トレーラー 評価:80/100 作品情報 ジャンル オープンワールド ステルス 発売日(日本国内) PS3・Xbox360版:2012年11月15日PS4リマスター版:2019年5月23日 開発(デベロッパー) Ubisoft Montreal 開発国 カナダ(UBIの本社はフランス) ゲームエンジン Anvi…

この大河ドラマ天下一の強者なり!! 『真田丸』 〈レビュー・感想〉

PV 評価:100/100 作品情報 放送期間 2016年1月~12月 話数 全50話 放送局 NHK ドラマの概要 三谷幸喜脚本と真田一族の共闘 三谷幸喜脚本を支える役者たちの好演 信繁から幸村へ 最後に ドラマの概要 この作品は、信濃(しなの)の国衆(くにしゅう)(土着の…

怨霊 牛若丸の鎌倉幕府転覆プロジェクト 『陰陽師 鬼一法眼 -義経怨霊篇- #1』 著者:藤木稟 〈書評・レビュー・感想〉

評価:80/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2000年1月 小説の概要 人間の業を喰らう怨霊たちの宴 腐りゆく鎌倉や陰陽師を支えるディテールの力 最後に 陰陽師 鬼一法眼シリーズ 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> この作品は、鎌倉時代の初期、夜な夜な…

月刊ミニ・ブックレビュー #10 2021年6月号

はじめに 小説 3冊 書籍 3冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年6月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 今月は、ほぼ毎日勉強漬けの日々を過ごし、起きている間は本を読むか勉強するかの二択という生活でし…

世界史のあらすじを掴む!! 『一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書』 著者:山崎圭一(ムンディ先生) 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 山崎圭一(ムンディ先生) 出版日 2018年8月18日 本の概要 辛い暗記作業ではなく、世界史をストーリーとして楽しむ参考書 やはり索引が無い!? 最後に 本の概要 この本は、YouTuberであり現役の高校教師でもあるムンディ先生こと山崎圭一さんが…

戦国・オブ・デューティ 『雷神の筒』 著者:山本兼一 〈書評・レビュー・感想〉

評価:85/100 作品情報 著者 山本兼一 出版日 2006年11月24日 小説の概要 戦国の鉄砲ビジネスの裏側 相変わらず記号的な登場人物たち 最後に 山本兼一作品一覧 小説の概要 この作品は、織田家の家臣であり、若き日の織田信長の鉄砲指南役を務めていた橋本一巴…

信長の鷹匠 『戦国秘録 白鷹(はくよう)伝』 著者:山本兼一 〈書評・レビュー・感想〉

評価:90/100 作品情報 著者 山本兼一 出版日 2002年4月1日 小説の概要 脅威のデビュー作 貴族の遊びの裏から覗く戦国 ぶつ切りの設定、ぶつ切りのストーリー 最後に 山本兼一作品一覧 小説の概要 この作品は、織田信長や豊臣秀吉に鷹匠(たかじょう)として…

美が生まれ死ぬ物語 『利休にたずねよ』 著者:山本兼一 〈書評・レビュー・感想〉

映画版 予告 評価:90/100 作品情報 著者 山本兼一 出版日 2008年10月24日 小説の概要 利休の人生を逆さに辿る、美の起源探しの物語 ふんわり柔らかふわふわ文体 原作小説と映画版との比較 最後に 小説の概要 この作品は、戦国時代の茶人である千利休が、なぜ…

月刊ミニ・ブックレビュー #09 2021年5月号

はじめに 小説 2冊 書籍 10冊 最後に はじめに 今回のミニ・ブックレビューは2021年5月に読破した本をブログでのレビュー記事あり・なし問わず紹介します。 ここ一年ほどは自分が読みたいと思った本のみ片っ端から読み、本当にやりたいことだけを厳選して行…

紙の束が歴史を変える 『世界を変えた10冊の本』 著者:池上彰 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 池上彰 出版日 2011年8月9日 本の概要 本の凄さ、怖さが同時に分かる一冊 最後に 本の概要 この本は、ジャーナリストであり、無類の読書マニアでもある池上彰さんが、宗教・政治・経済・環境・科学といった多岐に渡るジャンルの中から、世界中…

コレクションは資本主義を駆動させるエンジン 『コレクションと資本主義 -「美術と蒐集」を知れば経済の核心がわかる-』 著者:水野和夫 山本豊津 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 水野和夫山本豊津 出版日 2017年9月8日 本の概要 資本主義という暴れ馬 アートは時代を映す鏡 最後に 本の概要 " data-en-clipboard="true"> この本は、経済学者である水野和夫さんと、画商である山本豊津さんのアートと資本主義についての対…

外交兵器としてのアート 『アートは資本主義の行方を予言する -画商が語る戦後七十年の美術潮流-』 著者:山本豊津 〈書評・レビュー・感想〉

本の情報 著者 山本豊津 出版日 2015年9月16日 本の概要 アートを制する者が国際競争を制する この仕組みを1995年に完璧に見抜いていたオタキング 最後に 本の概要 この本では、資本主義が持つ本来なら有用性がないものが高値で取引されるというカラクリと、…

新たなる種の胎動 『イツロベ』 著者:藤木稟 〈書評・レビュー・感想〉

評価:85/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 1999年7月1日 小説の概要 ホラーでもありSFでもある、何でもアリな三部作の序章 『アークトゥールス』の誤解 最後に 続編 小説の概要 この作品は、アフリカへの医療ボランティアに志願した産婦人科医の間野(まの)…

果たして物語は終わったのか始まったのか 『アークトゥールス -全ての物語の完結と始まり-』 著者:藤木稟 〈書評・レビュー・感想〉

評価:90/100 作品情報 著者 藤木稟 出版日 2009年6月19日 小説の概要 星(アークトゥルス)に願いを託す、衝撃のラスト 歯車と化したキャラクターたち 読む順番に注意!! 最後に 前編 小説の概要 " data-en-clipboard="true"> この小説は『イツロベ』、『テン…

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